こんばんは。
お酒をこよなく愛するオヤジ女子「新橋です。」

突然ですが、失ってから初めて気付くことってありますよね。
こんなにも大切なものだったんだなって…ずっと側にいたのにいつのまにか失っていた。
ずっと探してるんですがまだ見つからないので、もし見かけたら教えてもらえますか?

 

私の「クビレ」

 

失ったクビレ、そして常に現れる下っ腹に毎朝挨拶をし、最近では開き直っている私です。

 

さて、これからの季節は「おでん」に「熱燗」が飲みたくなりますねぇ…

おでんといえば、あれは15年ほど前…
当時、自分の仕事の出来なさに悔し涙を流しながら(弘前のメインストリートである)土手町をぷらぷらと歩いていた私。

ふと立ち止まって景色を眺めていたらとあるお店が目に入り…

「確かあそこはおでん屋さんだったはず。一杯飲んで帰ろう!」と張り切ってお店を開けると笑顔が素敵なイケメンが目の前に…
おでん屋さんだった場所はいつの間にかショットバーになっていました。
おでんを食べるつもりだったので、しばらく頭からおでんが離れなかったのですが…、聞き上手なマスターのお陰で元気になった私。

それ以来そのお店の常連になり、色んなお客さんとの出会いが弱気だった私を強くして…というか、どんどんお酒が強くなっていった気がします。

つまり何が言いたいかというと、あの時ふと立ち止まった場所を通るたびに無性におでんがたべたくなるという話です。

皆さんの好きなおでんの具はなんですか?
味がしみた大根、卵、ちくわ…

うん。今宵の酒のつまみはおでんにしよう!

「さぁー!へば酒場の紹介ばはづめっどー!」
(※訳「それじゃあ酒場の紹介を始めますよ!

 

「おでん屋 ぶっちゃ〜」

以前は北川端町にありましたが、旧店舗からもほど近い新鍛冶町にある有楽町ビルの2階に今年10月に移転オープンしました。

階段を上がると「ぶ」の文字が見えます。(この時点で何だかわくわく…)
少々古いビルに共同トイレ、そして隣の店から流れてくる誰かの歌声…まさに私が大好きな雰囲気が満載。

暖簾を見ると「やってる?」と言いながら入りたくなるのは私だけでしょうか…?

〈ぶっちゃ〜店内〉

ちなみに「ぶっちゃ〜」の名前の由来は店主が幼い頃にねぷた小屋で遊んでいたら作業中の大人に「おめ、(プロレスラーの)ぶっちゃーさ似でらな!」という一言で、以来43年間「ぶっちゃ〜」と呼ばれ続けていたことからそのまま店名にしたそうです。

魅力的な飲み物のメニューの数々に惹かれますが、まずはビール!の方におすすめなのは「チョイ飲みセット」。

900円で生ビール(または酎ハイかハイボール)一杯とおでん三品もしくは、揚げ物4本のどちらかを選べて、小鉢も付いてくるという何ともお得なセットです。

味が染み込んだおでんか、サクッと揚がり色んな野菜やお肉も美味しく食べれる串揚げ(二度漬け禁止ではない)か迷うところ。

二人で飲みに行くと「おでん」と「串揚げ」をそれぞれ頼めるのでシェアしながら楽しめますね。

カラ付ぎんなん

店主自身も「酒場」が好きで、たまに東京へ飲みに行くそう。
私はその「土産話」がとても楽しみで、店主が行った酒場や店で出会った人の話をつまみにお酒を飲むと自分まで行ったような気分になれます。

おでんダシがかかった卵焼き

ぶっちゃ〜さんでお酒を片手におでんをつまんでいるとついつい演歌が歌いたくり、どんんどんお酒が進んでしまう私。
大体、ビール、日本酒、サワー系の順番で飲むのですが「芋焼酎を炭酸で割り、レモンを入れると美味しいよ」と教えてもらってから、以前は少し苦手だった芋焼酎が今では一番のお気に入りな飲み方になりました。

なんでも挑戦してみるものですね。

これからの寒い季節は、ホカホカとおでん鍋から立ちのぼる湯気で暖まりながら、熱燗を飲んで体の中からポカポカに…
これだから厳しい津軽の冬も乗り越えられる。

 

いかがでしたか?
今宵は是非、おでんをつまみに美味しいお酒を楽しんでくださいね!

 

さて、次回はどんな酒場が登場するでしょうか…お楽しみに!

へばまだな〜!