11月某日。
おでかけ・みちこ編集室にて。
みちこちゃん(以下:み)「いつまでも終わらないかと思ったのに、暑い夏もついに終わりが来た気配がしますねぇ」
T先輩(以下:T)「秋がようやくと思ったら一瞬で終わってもう冬じゃない? みちこちゃん、タイヤ交換はした?」
み「しましたよ~! 雪かきも凍った路面も嫌ですけど、「道の駅」では冬季限定鍋とか食べられるようになりますからね。でかける準備は常にしているんです」
T「食べ物への情熱がスゴイな…」
編集長「そんな君たちに朗報だ! 鍋を食べる実録レポート記事を書くのはどうだ!?」
み・T『鍋を食べる…実録レポート…とは!?』
編集長(以下:編)「みちこちゃんは道の駅レポートを書き始めた2021年秋(38号)から取材を通して様々な場所で活躍しているから、そろそろwebで新しい記事を書く挑戦をしてもらおうかなと思ってね」
み「編集長…!」
T「つまり…経費で鍋が食べられるってことですね!? ひゃっほう!」
編「どさくさで参加しようとしてるな…いいけど…」
というわけで、おでかけ・みちこ第一回・「道の駅」食材料理レポートをお送りします!
【登場人物】 みちこちゃん レポートを書いている筆者。 編集長 「おでかけ・みちこ」のあらゆる決定権を持つ代表。常に忙しいためこの後は登場しない。 先輩T(以下:T) みちこちゃんのサポートをするポジションに自然に立つことによって鍋を食べに来た先輩1。 先輩S(以下:S) 鍋レポートと聞いて米と土鍋持参で参加しに来た先輩2。 先輩K(以下:K) 撮影の練習がてら参加しに来た先輩3。この記事をwebにアップしてくれる。 |
打ち合わせ
み「今回の鍋ですが、食材をすべて「道の駅」で購入するというのはどうでしょう」
T「良いね! 「道の駅」には産直がつきものだし、旬の野菜も手に入ると思う。何鍋が良いかな…。東北にはたくさん美味しい鍋があるからね」
S「毎年テレビニュースでも話題になるのは『芋煮』だよね。しょうゆと味噌で派閥が別れるけど、私はしょうゆ派かなぁ。味噌が入ると豚汁のイメージがあるんだよね」
K「どれも美味しいので、食べ比べとかもしてみたいですよね。醤油と味噌、豚肉と牛肉でも違うみたいです。あとは秋田の『きりたんぽ鍋』や『だまこ鍋』、宮城の『せり鍋』とか…」
T「寒い地方だからか、いろんなところに美味しい鍋がありますねぇ」
み「以前『みちこちゃんが行く!』で伺った時に、道の駅・くずまき高原で『ホルモン鍋』用の豚ホルモンを見かけたんですが、どうでしょう。『旅のたのしみ』でとりあげたジンギスカン同様、くずまきワインの入った味付けをしているそうです」
T「気になる! ホルモン鍋、良いね! それでいこう!」
それぞれの欲求で紛糾しそうになった鍋談義ですが、記事を任された特権で、今回つくる鍋は道の駅・くずまき高原の『ホルモン鍋』に決定!
撮影予定日を調整し、前日に買い出しへ向かいました。
まず向かったのは道の駅・くずまき高原の『ほすなある』。方言で「欲しくなる」という名前の通り、近くにあるくずまき高原牧場の乳製品も取り扱っており、ついつい目映りしてしまいます。
み「味付きホルモン…あった! 400ℊと800ℊがあるけど、撮影の見栄え的に多めに用意しておくと良いのかな…鍋にすると沈んで見えなくなっちゃうし…野菜もどれくらいのバランスが良いんだろう…(ぶつぶつ)先輩、ホルモン以外って何を…え!?」
T「どうしたの?」
み「どうして一人で休憩スペースでくずまき高原牧場のコーヒー牛乳を飲んでるんですか!?」
T「みちこちゃん、買い出し時点でそんなに緊張しなくて良いんだよ。『道の駅』に来たからには土地の美味しいものを楽しもうよ」
み「なんか良い感じのことを言ってるけど後輩に買い物させながら一人で一服してることに変わりは無いんですけど…」
美味しそうな横やりをかわしながらひとまずホルモンの他野菜と豆腐を購入。
先輩の奢りでコーヒー牛乳を飲みつつ、次の道の駅へ。
T「ホルモン鍋といえばキャベツでしょ。せっかく近場にあるんだから、道の駅・石神の丘に行ってブランドキャベツの春みどりを買っていこう」
み「春みどりって、名前が春ですけど、今あるんですか?」
T「きっとある!」
果たして秋に「春みどり」はあるのか…? 次回は2024年1月中旬に公開予定。【続きはこちら】 |