みちこちゃんが行く!
道の駅・奥入瀬編 取材後記 ①

おでかけ・みちこvol.43掲載の「みちこちゃんが行く!道の駅・奥入瀬編」はお楽しみいただけましたか?
「道の駅」リポート 取材後記では、みちこ編集室スタッフの記憶に残ったモノやコトを紹介します。


2022年5月にリニューアルオープンした道の駅・奥入瀬。既存施設をリノベーションしてできたのが「OIRASE BEER Brewery&Restaurant」と「あら、りんご。青森ファクトリー」です。目を引くおしゃれな外観のレストランとカフェは、地元の人も訪れる十和田の新たな観光スポット。青森の食の魅力を存分に味わえるふたつの施設を、2回にわけてご案内します。

取材スタッフが昼食をとった「OIRASE BEER Brewery&Restaurant」は、ビール醸造所とレストランが一体になった施設です。平成9年から営業を続けてきた「奥入瀬麦酒館」を引き継ぐかたちで生まれかわり、現在は株式会社A-WORLD(古里宣光代表)が運営しています。

OIRASE BEER Brewery&Restaurantの外観
奥入瀬ブルワリー直営のレストラン。青森県上北地域でなじみ深いという牛舎をイメージした外観です。

1997年の販売開始から、十和田のクラフトビールとして親しまれてきた「奥入瀬ビール」。自然豊かな八甲田山の伏流水を使用しており、季節商品も加えると5〜7種類の銘柄が揃っています。香りや味わいの異なるクラシックビールのほか、青森県産ホップを100%使用した限定品も提供。ビール好きの人にぜひ訪れてほしいレストランです。

OIRASE BEER Brewery&Restaurantの醸造施設
レストランの客席から
醸造施設の一部を眺めることができます。
OIRASE BEER Brewery&Restaurantのビールメニュー
「奥入瀬ビールクラシックの4種飲み比べ」もあります。
OIRASE BEER Brewery&Restaurantの客席
天井が高く、外光を取り入れた開放感のある屋内。
平日のランチタイムもにぎわっていました。

レストランには十和田市の特産品であるにんにくを使った料理や、にんにく粉末入りの飼料を与えて育てた「ガーリックポーク」のメニューが並びます。津軽金山焼の石窯で焼くピザはトッピングの種類が豊富。なかには「十和田バラ焼きピザ」や、地元の高校生が開発した「大地の恵みピザ」など、ここでしか味わえないご当地ピザも。1枚が大きめなので、みんなでシェアしていろんな味を楽しむのもおすすめです。

津軽金山焼の石窯
石窯でピザを焼く様子が間近で見られます。
青森サーモンと旬野菜のサラダピザ
「青森サーモンと旬野菜のサラダピザ」。
ピザはテイクアウト可能。
奥入瀬ストリームプレート
「奥入瀬ストリームプレート」。
メイン料理は「十和田バラ焼き」を選びました。

施設をリニューアルした7ヵ月後の同年12月には、冬季限定の「奥入瀬かまくらドームレストラン」がオープンしました。アウラドームと呼ばれるフレームのない透明なドームを採用し、暖かな空間で雪景色を眺めながら食事を楽しめます。ドームはブルワリー前のスペースに2基設置されており、それぞれ毎日2組限定の予約制。定員は1組4名の貸し切りです。気持ちの良い青空の下でのアフタヌーンティーや、雪が舞うなかで味わう温かな食事が人気を集め、オープン当初から予約がうまる状態が続いているそうです。

奥入瀬かまくらドームレストラン
かまくらドームのなかは「思っていたより暖かい」と好評。夕方になると気温が下がるため、アフタヌーンティーを利用する際はコートなどを準備しておくと安心です。(写真提供:株式会社A-WORLD)
野菜たっぷり奥入瀬しゃぶしゃぶ
ランチタイムに提供している
「野菜たっぷり奥入瀬しゃぶしゃぶ」。
青森りんご3個分のアフタヌーンティー
見ているだけで心がはずむ
「青森りんご3個分のアフタヌーンティー」。

かまくらドームレストランは、3月中旬まで営業しています。予約が取れなかった方も、東北初の「透明なかまくら」を見に、道の駅・奥入瀬に立ち寄ってみてくださいね!


スタッフひとこと

道の駅・奥入瀬を取材したのは、かまくらドームが完成する前の11月中旬。土台のみが設置されている状態で、ヨーロッパ製のアウラドームをこの目で確かめることはできませんでした。ちょっと残念…。
夏季の屋外BBQなど、期間限定のアクティビティやメニューが他にもいろいろあるようです。おでかけ前に、道の駅・奥入瀬の公式サイトで最新情報をチェックしましょう!

かまくらドームオープン前の状態
土台だけでしたが記念に写した1枚。
つぎは雪が降るころに出かけたい!

道の駅の最新情報はこちらから

● 道の駅・奥入瀬 公式サイト