こんにちは、彼是堂です!今日は9月7日。
二十四節気では「白露」のはじまりです。
大気が冷え始め、朝の草花に梅雨を結ぶ時季とされています。
ここ最近、スーパーへ行くたびに季節暦のことを思い出し、そわそわしておりました…
なぜなら、今回のテーマが「里芋」だからです!

【白露】「旬の里芋が店に並ぶ」(イラスト:AKI)
里芋がお店に並ぶと、どうしてあんなに「秋」を感じるのでしょうね…♪
見ているだけでもわくわくしてくる1枚が、今回のイラストです。
岩手には美味しい里芋の産地があります。
なかでも、粘りが自慢の「二子さといも」(北上市)や、ホクホクとした「津志田芋」(盛岡市)はブランド商品。
県産の里芋が食べられるのは季節限定ですので、見かけたらぜひ食べてみてくださいね。
奥州市水沢では10月に「日本一のジャンボ鉄鍋」を使った芋の子汁の振る舞いが行われます。
その量、なんと約6000人分!南部鉄器の産地でもある水沢。大きな鉄鍋で芋の子汁を作ります。
(※今年はコロナウイルスの影響で、イベントが開催中止になる可能性があります)
芋の子汁、煮っころがし、コロッケ……。里芋を使った料理を想像しただけでお腹が空いてきました。
まいにち・みちこでは以前、伊藤海歩さんが「芋煮汁、豚肉味噌味?牛肉醤油味?【連載第19回】」の中で山形の芋煮文化を紹介していらっしゃいました。
芋煮の本場である山形は地域によって味わいが異なるようです。
家で過ごす時間が多い今年の秋は、様々な芋の子汁で秋を感じてみるのも楽しいかもしれません。
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