◎おでかけ・みちこ vol.52 掲載記事
文/三宅 真由美 写真/大谷 広樹

秘伝のタレが決め手のからあげ

「室根からあげ」と「チキンカツサンド」
奥州いわいどりを使用した室根からあげは3個入300円、袋入(5〜7個)500円、箱入(18〜22個)1,700円。鶏肉で作ったコロッケやメンチ等、サイドメニューも充実していて、からあげと一緒に鶏肉料理を楽しめる。写真はからあげと「チキンカツサンド」(1パック480円)。

室根からあげ

岩手県一関市から霊峰・室根山を臨みながら沿岸へのドライブ。途中、道の駅・むろねに立ち寄った。目的は、日本唐揚協会が主催する「第15回からあげグランプリ」の東日本しょうゆダレ部門で2年連続、4度目の最高金賞を受賞したオヤマのからあげ家で「室根からあげ」を食べるため。

列に並んで購入し、紙袋から揚げたての室根からあげを爪楊枝で口の中へ。薄い衣はサクサクで、噛むと肉汁がジュワッと広がる。さわやかなショウガの香りとタマネギの甘みが感じられる醤油の味もよく、何個でも食べられそう。このおいしさの秘密は地元銘柄鶏・奥州いわいどりの臭みのない肉質にもよるとか。

からあげを袋詰めする従業員
地産地消につながる直営店の良さを活かし、
新鮮な奥州いわいどりをより美味しくより身近に提供している
室根名物「かんなりやだんご」
春は3月中旬から6月、秋は9月から11月の期間限定で販売される室根名物「かんなりやだんご」。賞味期限は1日で、味は醤油、あんこ、ずんだ、ごまの4種類(1パック500円)

最後は産直で春・秋限定で発売される「かんなりやだんご」を購入。昔ながらの製法で手づくりしただんごは柔らかく、ツヤツヤとしたみたらしの味がたまらない。陳列した先から売れていくことにも納得がいく。5月下旬になると室根山はツツジで満開になる。その頃にまた来ようと思う。

道の駅・むろね
[住所]
岩手県一関市室根町折壁字向山131-9
[TEL]0191-34-4180
[定休日]無休
[営業時間]
産直 9:00〜18:00
オヤマのからあげ家 10:00〜18:00