子どもも大人もみんな大好き!

メニューにあるとついつい頼んでしまうのが、一年中、老若男女に人気の「ラーメン」。「道の駅」には、ご当地ならではのアレンジや食材が加えられた特別な一杯があります。通いたくなる「道の駅」のラーメンを求めてドライブに出かけましょう。

◎おでかけ・みちこ vol.52掲載記事



道の駅・からむし織の里 しょうわ
麺のうまみを引き立てる
濃厚まろやか鶏白湯

からむしラーメン
鶏チャーシューも絶品の「からむしラーメン」(1,150円)。
のど越しの良いストレート麺と鶏白湯スープの相性は抜群

奥会津・昭和村では厳しい冬を乗り越えながら日々丁寧に暮らし、独自の歴史と文化を育んでいる。「ここでは誰もが大切な役割を持ち、村民一人ひとりが主役です」と微笑むのは、昭和村での生活に生きがいを感じて東京から移住した「道の駅」支配人の郷田さん。昭和村が誇る伝統工芸品と言えば、高級織物の「からむし織」。栽培から織りまで長年技術を継承し、大切に紡いできた。「道の駅」では、お土産選びや織り体験ができる「織姫交流館」で魅力に触れることができる。

からむし織の帽子やバッグ
からむし織ならではの涼しく肌に心地よい着尺(きじゃく)をはじめ、上質な帽子やバッグ、名刺入れなど、多彩な商品を展示販売
「昭和のお煎餅」各種
姉妹都市・草加市の老舗の草加せんべい店とコラボし、
昭和村産ひとめぼれを使用した「昭和のお煎餅」
(5種類・各160円)も人気

隣接する郷土食伝承館「苧麻庵(ちょまあん)」で味わえる人気メニューが「からむしラーメン」だ。こだわりは、からむし織の原料となる植物「からむし(苧麻)」を有機栽培し、葉をパウダー状にして練り込んだオリジナル麺。歯ごたえのある麺に、まろやかで濃厚な鶏白湯スープが良く絡む。鶏チャーシューや紫玉ねぎ、糸とうがらし、水菜などのトッピングも華やかで様々なうまみと食感がおいしさを引き立てる。織姫交流館では2食入りラーメンも販売しているのでお土産にもおすすめ。

「からむし工芸博物館」の様子
敷地内にある「からむし工芸博物館」も必見!
からむしや麻の栽培に関する歴史資料や生産道具、
織物などを見学できる

DATA ]
道の駅・からむし織の里 しょうわ
所 在 地 /
福島県大沼郡昭和村大字佐倉字上ノ原1
電  話/0241-58-1655
営業時間/
織姫交流館 9:00〜17:00
郷土食伝承館「苧麻庵(ちょまあん)」
11:00〜15:00(LO14:30)
※からむし工芸博物館の入場は16:30まで
定 休 日 /不定休、年末年始
※「苧麻庵」は4月〜11月は水曜日定休、
12月〜3月は冬期休業