「みちこちゃんが行く!道の駅・いいで編」取材後記①
おでかけ・みちこvol.42掲載の「みちこちゃんが行く!道の駅・いいで編」はお楽しみいただけましたか? 「道の駅」リポート取材後記では、みちこ編集室スタッフの記憶に残ったモノやコトを紹介します。
道の駅・いいでの観光物産館内「置賜産直市場」では、山形県内で栽培した野菜や果物を数多く取り扱っています。取材時の8月中旬には桃のあかつき、ぶどうのデラウェアや巨峰がところ狭しと並べられていました。午前の入荷直後からぶどうを箱買いする人の姿も。早めの時間に訪れるのが置賜産直市場での買い物のコツのようです。
ぶどうがぎっしりと詰まったダンボール箱の横をすり抜け青果コーナーへ移動。売場には直径5cmほどの薄皮丸なすが浅漬け用としてたくさん積まれていました。その横に「なすの瓶漬けレシピ」も。
●作り置きをしておくと、食べたいときにすぐに使えて便利です。 ●(瓶に)しっかり詰めるとナスが浮かずにきれいな色に漬けられます。 ●ナスを食べて少なくなってきたら浮かないように重しを乗せてください!(ビニール袋に小石を入れて乗せると便利!) |
食べ始めてからのワンポイントアドバイスまで書いてある!
親切なレシピを1枚もらい広い館内を歩いていると、ご飯のお供にぴったりの漬物や佃煮を多数発見。冷蔵ケースの貼り紙「青菜塩蔵漬完売」の文字を眺め、やはり山形は漬物王国だと感じました。
物産館をひとまわりしたあと、敷地内にある産直施設のふるさとショップへ。ショップでは飯豊町で採れた農産物を扱っており、この時期しか出まわらないという摘果メロンが棚に並べられていました。漬物用の野菜を買いにくるのは遠方からのお客が多いそう。この日も県外から訪れたご夫婦がダンボール一箱分の丸なすを買い求めていました。
ふるさとショップには、めずらしい乾物や塩蔵品も冷蔵ケースに並んでいました。「ひょう干し」という乾物は見るのも初めて。どんな味がするんだろう?
後日ネットで検索したところ、お正月料理に使用する食材だと紹介されていました。ひょう干しの煮物は「今年も“ひょっと”していいことがありますように」という願いを込めて食べる縁起もののようです。
見た目は地味なのに、そんなにいいものだったとは…。山形県に出かけたら、直売所やスーパーでひょう干しを探してみてください。ひょっとして、いいことがあるかもしれませんよ!
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