◎おでかけ・みちこ vol.54 掲載記事[PR]

懐かしい記憶を辿る街道

おとぎの世界へつながる一本道
みちのくおとぎ街道は、山形県南陽市・高畠町と、宮城県七ヶ宿町・白石市を結ぶ国道113号のことをいいます。紅葉と実りの秋を楽しむ、のんびりドライブにうってつけの季節の到来。「道の駅」の直売所でも旬の味が充実し、菊まつりなどのイベントも満載です。美しい景色と秋の味覚を満喫する紅葉ドライブを楽しみましょう。


〜各地のおとぎ話〜

高畠町

「泣いた赤おに」のイラスト

赤鬼と青鬼は仲のいい友だちでした。赤鬼は人間と仲良くなりたいのに怖がられて悩んでいました。そこで青鬼は、自分がわざと村人に乱暴を働き、赤鬼がそれを懲らしめることで、赤鬼は良いヤツだと人間に認めさせようと計画します。そのおかげで赤鬼は村人と仲良くなることができました。後日、赤鬼が青鬼の家を訪れると青鬼から別れの置手紙がありました。赤鬼は何度もそれを読み返し、涙が止まりませんでした。

マツタケ

高畠町は、全国で有数のマツタケの産地です。9月には、マツタケ山が開山(有料で一般開放)され、数多くのマツタケハンターが山へ繰り出します。町産のマツタケを使用した料理屋さんや直売所もあります。年に一度のマツタケを味わうチャンスです。是非ご賞味ください。
※目安の時期は10月いっぱいですが、その年の天候により、マツタケの採取時期や採取量は異なります。


南陽市

「鶴の恩返し」のイラスト

正直者の錦蔵は、ある日、若者に苛められている一羽の鶴を助けました。鶴は喜んでどこかへ飛んで行ってしまいました。その夜、金蔵の家に見知らぬ美しい女が現れます。女は泊めてもらったお礼に織物をしたいと申し出、7日間決して覗かないよう金蔵にお願いをしました。しかし、金蔵は7日目の朝、待ちきれなくなり約束を破り機織部屋を覗いてしまいます。すると一羽の鶴が己の羽をむしり取って機を織っているではありませんか。その後姿を見られた女は自分の織ったお曼荼羅を置いて消えてしまいました。金蔵は見てしまったことを後悔し、お寺を建ててお曼荼羅を納めました。

南陽ワイン

南陽市は、ぶどう栽培に適した条件が揃っているため、糖度の高い良質なぶどうが育ちます。人気のデラウェアをはじめ、様々な品種のぶどうが栽培されており、8月上旬から10月中旬までぶどう狩りを楽しむこともできます。南陽市にはそのおいしいぶどうに魅せられ、東北最古のワイナリーをはじめ6軒ものワイナリーが集結し、個性豊かなワインを造っています。ぶどうの産地ならではの個性的でおいしいワインを味わってみませんか。


おとぎ街道には温泉・観光施設などのみどころが満載!

おとぎ街道の観光名所
おとぎ街道にある温泉

「みちのくおとぎ街道」webサイト
http://www.otogi-kaido.jp/


みちのくおとぎ街道スタンプラリー

みちのくおとぎ街道の地図

[開催期間]
令和7年10月1日(水)〜令和7年12月26日(金)
[応募条件]
対象の温泉・施設でスタンプカードに押印してもらい、2箇所または4箇所のスタンプが集まったら切手を貼って応募してください。(施設によっては、有料施設もございます。)
※スタンプは施設の営業時間のみ押印することができます。
[応募方法]
スタンプ台紙に付いている専用応募ハガキに、氏名・住所・電話番号などの必要事項を記入のうえ、85円切手を貼り、切り取ってポストへ投函ください。
[お問い合わせ先]
国道113号(二市二町)観光推進協議会事務局(高畠町商工観光課内)
〒992-0392
山形県東置賜郡高畠町大字高畠436
TEL:0238-52-4482
URL:http://www.otogi-kaido.jp/