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新しい愛称は「コラマガセ」

令和6年10月5日、山形県12番目の道の駅「道の駅・おおえ」がリニューアルオープンした。新しい愛称は「コラマガセ」。正調最上川舟唄の掛け声から取られた、最上川舟運の歴史や活力を象徴した名前となっている。大江町の国道287号沿いに新たに建てられた駅舎には、町内で採れた旬の野菜や果物、地酒などの特産品が勢ぞろい!

グランドオープンのオープニングセレモニーでは、正調最上川舟唄・踊りの披露や、数量限定でお餅やどら焼きが配布された。

地元保存会の方々による正調最上川舟唄の披露
テープカットの様子

大江産西山杉をふんだんに使った新駅舎

建物は小鵜飼船の形をイメージ、館内の天井は船底を模した斬新なデザインとなっている。

約80席の広々とした「フードコートエリア」
「みんなのスペース」ではパンフレットや観光案内が入手できる

広くなったフードコートエリアはゆったりとした空間で、小上がりの席も完備。子供連れの家族も安心して食事を楽しめる。

道の駅・おおえの新しいグルメ「真麻パン」!

産直&物産コーナーでは、広々とした空間に、大江町産の新鮮な果物・野菜、お米、お土産が並ぶ。
レストランでは自慢の「週替わり定食」「すももソフト」「真麻うどん」など、多彩なメニューが用意されている。

道の駅・おおえ新駅舎に新設されたベーカリーショップ。新しい名物グルメが、山形県立左沢高等学校の生徒と一緒に開発した、「真麻パン」だ。
真麻とは青苧(あおそ)の別名で、青苧とは山野、特に人家近くに生えるイラクサ科の多年草。江戸時代には最上川舟運で各地へ運ばれ、高級織物の糸として武士の裃(かみしも)や富裕階級の単衣などに使われてきた。山形県内では、置賜地方や村山地方などで主に栽培されていたが、中でも大江町産は良質とされ、松山藩左沢領の「第1の産物」として発展した歴史がある。

山形県のどまんなかに現れた一隻の船。木の香りがする新たな大江町のシンボル「道の駅・おおえ」に是非立ち寄ってみては。

基本情報
[道の駅・おおえ]
〒990-1121
山形県西村山郡大江町藤田218-6
TEL:0237-62-5845
HP:https://oe-terume.co.jp/roadside-station-oe/
Instagram:https://www.instagram.com/michinoeki_oe/