日々に安らぎの
ブレイクタイムを

運転の途中立ち寄った「道の駅」。鼻をくすぐるコーヒーや焼き菓子の優しい香り……。
忙しい毎日に「ほっ」とする時間をくれる「道の駅」を訪ねてみませんか。

◎おでかけ・みちこ vol.45 掲載記事

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さくらんぼ尽くしのスイーツと
こだわりのコーヒーでひと息

2021年に「チェリーランドさがえ」内にオープンした「cherry cafe chouchou（シュシュ）」。chouchouとは、フランス語で「お気に入り」という意味で、「この場所をお客さまのお気に入りの場所にしてほしい」という願いがこめられている。

ゆったりとしたくつろぎのスペースで味わえるのは、インドネシア産アラビカ種のトアルコトラジャを使用したコーヒー。希少価値が高く、注文を受けてから豆を挽き、ハンドドリップのような味わいを再現するといわれるマシンで、1杯1杯丁寧に淹れている。

もちろんスイーツとの相性も抜群で、おすすめは、サクサクのワッフルにミルク感たっぷりの特製ホイップクリームと自家製さくらんぼソフトクリームを添えた「ワッフルプレート＆ドリンクセット」。ボリューミーなので、シェアして食べるのも◎。

ほか、chouchouのイチオシは「シュシュパフェ」。ヒアルロン酸とコラーゲンが入ったジュレに、さくらんぼがこれでもか！　と贅沢に盛られた一品。普段は寒河江産の佐藤錦を瞬間冷凍してスイーツに使用しているが、毎年6月の収穫時期に訪れると運が良ければ生のさくらんぼが提供されることもある。

7月31日までは「朝パフェやまがた」のイベントで、お昼12時までにパフェを注文すると、「さくらんぼ水」がサービスになる。

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キラキラ果実の美味しさに
心ときめく絶品スイーツ

東北中央道・霊山（りょうぜん）インターを降りてすぐ、多くの人で賑わう「道の駅」。伊達市産の野菜や果物を使った“伊達食”グルメも人気で、その一つが『Café de Repos（カフェ ドゥ ルポ）』。地元で愛されて創業150年の菓子店店主・菊田和茂さん、るみ子さん夫妻が営み、コーヒーと自家製ケーキが楽しめる。

イチゴ、ブルーベリー、モモ、シャインマスカット、リンゴ…、季節ごとに伊達市産のみずみずしいフルーツを贅沢に使った自家製タルトは、旬を満喫できるのが魅力。フルーツによって生地に使うリキュールの種類と配合を変えるなど、絶妙な食感や味へのこだわりが美味しさの秘密。五感で季節を感じながら、香りとコクのあるオリジナルブレンドコーヒーを堪能できる。

「旬の美味しさを楽しみに訪れるお客様も多く、喜んでもらえるのがうれしいです」と笑顔があふれるご夫妻。店名に込めた“憩いの場”として常連さんも増え、コーヒーとともに癒しの時間を過ごしている。7月中旬には大好評の「まるごと桃タルト」が登場するのでお楽しみに。

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青森りんごのブランド力を発信するお洒落基地が誕生

昨年5月、りんご王国・青森らしいスイーツショップが「道の駅」にオープン。青森りんごだけを使ったデザートは、本店が神戸市というだけあって都会的な見た目と、りんご本来のテイストを生かした美味しさで、休日ともなれば入場制限がかかることも。スイーツ女子にとどまらず、男子たちの心も鷲掴みにしているらしい。

おすすめは紅玉を薄くスライスしたサクサク食感が人気の「りんごパイ」、キャラメリゼしたりんごをクランブル生地にのせた「タルトタタン」、この春から3種類の品種が登場した「アップルパイ」。大きな角切りりんごをそれぞれ品種別に忍ばせた、星の金貨・サンふじ・紅玉のアップルパイは県産カシスがアクセント。星の数で甘さを表示しているのでその日の気分で選べるのもいい。ピンク色が可愛らしい「あら、りんご。ソフト」、「りんごサイダー」「りんごジンジャーエール」などの冷たいドリンクには、小さな姫りんごをシャーベット状に凍らせた「こおりんご（110円）」のトッピングがキュートで映えると大人気だ。

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