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みちのくおとぎ街道 ②

みちのくおとぎ街道は、山形県南陽市・高畠町と、宮城県七ヶ宿町・白石市を結ぶ国道113号のことをいいます。紅葉と実りの秋を楽しむ、のんびりドライブにうってつけの季節の到来。「道の駅」の直売所でも旬の味が充実し、菊まつりなどのイベントも満載です。美しい景色と秋の味覚を満喫する紅葉ドライブを楽しみましょう。

◎おでかけ・みちこ vol.50 掲載記事[PR]


白石市
「白石女敵討」の物語

ある日、百姓の与太郎が二人の娘と田の草取りをしていたところ、たまたま通りかかった侍の袴に泥をかけてしまいました。怒った侍は平謝りする与太郎を無礼打ちにしてしまいます。それを憐れんだ名主が世話を申し出たところ、二人は「仇討ちのため武芸の腕を磨きたい」と願い出ます。姉妹は父の仇討ちを誓って江戸の高名な武芸者・由井正雪の門を叩き、姉は鎖釜、妹は薙刀の修行を積みます。それから5年。殿様からのお許しを得た二人は、ついに白石川の河原で仇討ちを果たすのでした。

七ヶ宿町
「振袖地蔵」の物語

昔、七ヶ宿は奥州の諸大名が参勤交代で行き来する宿場町として賑わっていました。ある時、秋田の殿様が参勤交代で江戸へ向かう途中、滑津宿あたりで、一人の美しい娘を見初めました。殿様は江戸での勤めを終えて秋田に帰る途中、再び滑津宿でその娘を探しました。ところが娘はすでに亡くなっていました。殿様は深く悲しみ、亡き娘の供養のため、恋しい娘に似せたお地蔵様を祀り、衣の袖を振袖のように刻んだということです。

高畠町
「泣いた赤おに」の物語

赤鬼と青鬼は仲のいい友だちでした。赤鬼は人間と仲良くなりたいのに怖がられて悩んでいました。そこで青鬼は、自分がわざと村人に乱暴を働き、赤鬼がそれを懲らしめることで、赤鬼は良いヤツだと人間に認めさせようと計画します。そのおかげで赤鬼は村人と仲良くなることができました。後日、赤鬼が青鬼の家を訪れると青鬼から別れの置手紙がありました。赤鬼は何度もそれを読み返し、涙が止まりませんでした。

南陽市
「鶴の恩返し」の物語

正直者の金蔵は、ある日、若者に苛められている一羽の鶴を助けました。鶴は喜んでどこかへ飛んで行ってしまいました。その夜、金蔵の家に見知らぬ美しい女が現れます。女は泊めてもらったお礼に織物をしたいと申し出、7日間決して覗かないよう金蔵にお願いをしました。しかし、金蔵は7日目の朝、待ちきれなくなり約束を破り機械部屋を覗いてしまいます。すると一羽の鶴が己の羽をむしり取って機を織っているではありませんか。その後姿を見られた女は自分の織ったお曼荼羅を置いて消えてしまいました。金蔵は見てしまったことを後悔し、お寺を建ててお曼荼羅を納めました。


おとぎ街道には
温泉・観光施設などのみどころが満載!

http://www.otogi-kaido.jp/


【開催期間】
令和6年9月20日(金)〜令和6年12月20日(金)
【応募条件】
対象の温泉・施設でスタンプカードに押印してもらい、2箇所または4箇所のスタンプが集まったら切手を貼って応募してください。(施設によっては、有料施設もございます。)
※スタンプは施設の営業時間のみ押印することができます。
【応募方法】
スタンプ台紙に付いている専用応募ハガキに、氏名・住所・電話番号などの必要事項を記入のうえ、85円切手を貼り、切り取ってポストへ投函してください。
※9/30までの郵送につきましては、63円切手をお貼りください。

【商品】抽選でプレゼント!
1等:宿泊施設利用券(2万円相当)

…4名様 ※スタンプ4箇所のみ
2等:おとぎ商品(二市二町特産品詰合せ)

…30名様 ※スタンプ2箇所〜3箇所または、1等の抽選に外れた方から抽選

スタンプ台紙は参加の各温泉・施設でGET!!

【お問い合わせ先】
国道113号(二市二町)観光推進協議会事務局(高畠町商工観光案内)
〒992-0392
山形県東置賜郡高畠町大字高畠436
[TEL]0238-52-4482
[URL]http://www.otogi-kaido.jp/

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