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【特集】東北「道の駅」の丼 ②

豪快に食べたい
東北「道の駅」の丼

かつ丼、牛丼、海鮮丼、天丼……。さまざまな具材を熱々の白米の上に豪快に盛り、完成する丼(どんぶり)。
ドライブの途中にも、日ごろのランチにもぴったりな、おすすめ人気メニューをご紹介します。

◎おでかけ・みちこ vol.44 掲載記事


贅沢!
大粒ホタテを掻っ込む口福

ホタテの大きさにビックリ! 旨さにビックリ!
の「ホタテ丼」(1,100円・税込)

ホタテの濃厚なうま味が
口いっぱいに広がって

目にも鮮やかな黄色い菜の花畑で知られる横浜町。今年は5月20日と21日に4年振りとなる「菜の花フェスティバル」が開催される予定だ。名物は県内有数の水揚げを誇るホタテで、「道の駅」には菜の花とホタテの加工品がいろいろと並んでいて選ぶ楽しみがある。横浜町のホタテは同じ陸奥湾産でもうま味が濃いと評判。レストランでは丼を埋め尽くすかのようなホタテフライが3つも入ったボリューミーな「ホタテ丼」がいただける。「う〜ん、贅沢!」と思わず声が出る厚さ2cm以上はあろうかという大粒ホタテは火が入り過ぎずジューシー。少し甘めのタレでとじた卵と絡み、箸が止まらない美味しさで一気に完食!

「ホタテコロッケ」は2種類あるので
ぜひ食べ比べてみたい。
「道の駅」の外観はホタテをイメージしているそう

惣菜コーナーではベビーホタテが丸ごと入ったものや菜花入りのコロッケに唐揚げなどがお求めやすい値段で販売されているので、お土産にしてご飯のお供や酒のアテにしても。いずれも人気の惣菜は午前中に売り切れてしまうことが多いので、ホタテ丼を食べる前に買い物を済ませておくのがおすすめ。

“映える”「青森県ご当地スタンド」(600円・税込)。横浜愛をアピールできる。※横浜町のマスコットキャラクター「なっちゃん」は非売品

DATA ]

道の駅・よこはま
所 在 地 /
青森県上北郡横浜町字林ノ脇79-12
電  話/0175-78-6687
物産館「菜の花プラザ」
営業時間/
4月〜10月・8:30〜18:00
11月〜3月・9:00〜17:30
レストラン「鮮菜」
営業時間/
4月〜10月・11:00〜17:00(L.O16:30)
11月〜3月・11:00〜15:00(L.O14:30)
定 休 日 /12月31日・1月1日 ※1月〜3月は火曜日定休(火曜日が祝日の場合は翌水曜日休業)


ワンコインの絶品天丼!

この内容で、なんとワンコイン! 平日限定で提供している絶品の「天丼」は、土日祝日はボリュームアップし、「天重」として980円(税込)で提供している

大満足の山形グルメは、
「道の駅」で!

多くの人たちの憩いの場所となっている道の駅・むらやま。フードコーナーでは、サラリーマン応援メニューとして、赤字覚悟の丼メニューを提供している。その最たるものが、ワンコインで食べられる「天丼」だ。えび、なす、かぼちゃ、ししとうの4種類の天ぷらと甘じょっぱいたれが絶妙に絡む。

一流店に引けを取らない美味さに舌を巻いていると、駅長から「厨房で料理の腕を振るっているのが、系列のホテルの板場も任されていた和食の匠だ」と教えられた。どうりで美味いわけである。

地元高校生が考案した「いも煮コロッケ」をパンにはさんだボリューミーな一品(480円・税込)。初見なら「でかっ!」の声が漏れること間違いなし
かいもづスティックの塩味が、手づくりのそばジェラートと黒蜜の甘味を引き立てる「そばパフェ」

さらにメニューに目をやると「いも煮コロッケパン」の文字。聞けば、地元の高校生が開発し、「道の駅」の匠と最終調整してできあがった「いも煮コロッケ」を大胆にパンに挟み込んだものだという。山形名物のいも煮をコロッケにするのだから、美味いに決まっている。さらにボリュームも満点でいうことなしだ。仕上げのデザートには、そばジェラートに黒蜜をかけ、塩気のある「かいもづスティック」(※)を添えた「そばパフェ」がおすすめ。「道の駅」で、大満足グルメを堪能あれ。※かいもづ=村山地方の方言で「そばがき」のこと

DATA ]

道の駅・むらやま
所 在 地 /山形県村山市大字楯岡7635-1
電  話/0237-55-7100
営業時間/9:00〜17:00
(フードコーナー/ラストオーダー16:30)
定 休 日 /無休


杜仲茶ポーク&豊洋卵の
W(ダブル)使い

「杜仲茶ポークカツ丼(1,000円・税込)」には、「道の駅」オリジナル「ほうれん草のお麩」を使った小鉢も付く

鶏ハラミの絶妙な食
上品なスープにハマる

岩手県八幡平市のブランド肉といえば杜仲茶ポーク。自社栽培の杜仲茶を粉末にして加えた飼料を食べ、岩手山麓の水を飲んで育った豚で、肉質はきめが細かく、柔らかい食感と甘みのある味が特徴である。

道の駅・にしねでは、この杜仲茶ポークを使ったさまざまなメニューを提供している。幅広い客層に好評なのが「杜仲茶ポークカツ丼」。細かいパン粉を纏った揚げたてのトンカツをとじる卵もまた地元産の豊洋卵だ。自然の素材で飼育された鶏が産んだ卵は、黄身の色が濃いオレンジ色。シンプルに卵かけご飯で味わうのがおいしいと評判で、有名宿泊施設の朝食にも採用されるほどの味だ。それぞれの持ち味を生かした卵とじのトンカツは柔らかく、さっぱりとした上品な味である。

道の駅・にしねは東北自動車道西根インター近くにあり、アクセスも便利
「もっちり豚まん(420円・税込)」の肉餡には、杜仲茶ポークをはじめ八幡平市産の食材が使われている。地元名産のほうれん草を皮に練り込んだ「ほうれん草あんまん(250円・税込)」も人気

おやつには、道の駅・にしね限定商品「もっちり豚まん」がお勧め。手のひらより大きく蒸したての熱々。中に入っている杜仲茶ポークや椎茸、野菜が口いっぱいに広がり、食べ応えたっぷりだ。

DATA ]

道の駅・にしね
所 在 地 /岩手県八幡平市大更2-154-36
電  話/0197-75-0070
営業時間/
[産直・売店]11月〜3月は9:00〜17:00、4月〜10月は8:30〜17:00
[レストラン]11:00〜16:00(LO)
定 休 日 /12月31日・1月1日
U R L / https://www.hachimantai-ss.co.jp/~nishine/

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