【特集】東北「道の駅」の丼 ①

豪快に食べたい
東北「道の駅」の丼

かつ丼、牛丼、海鮮丼、天丼……。さまざまな具材を熱々の白米の上に豪快に盛り、完成する丼（どんぶり）。
ドライブの途中にも、日ごろのランチにもぴったりな、おすすめ人気メニューをご紹介します。

◎おでかけ・みちこ vol.44 掲載記事

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海を見ながら高級食材を堪能！

名産フカヒレを食し
マンボウデザインを愛でる

宮城県屈指の海水浴場が目の前という抜群のロケーションの道の駅・大谷海岸。カフェテリアでは、雄大な太平洋を眺めながら地元・気仙沼の海の幸を味わえる。一度食べてみたかったのは気仙沼名産・フカヒレの姿煮が贅沢にドーンとのった「石焼ふかひれ丼」だ。ジュウジュウと音を立てる熱々のあんに包まれた黄金色のフカヒレが、軽くお焦げのできたごはんと相性抜群。フカヒレの繊維の独特な食感と、あんの奥深いうま味を堪能しよう。

産直コーナーでは海産物が特に充実。漁師が持ち込む獲れたての魚介類の他、塩辛や珍味、干物といった加工品の数々はあれもこれも欲しくなってしまう。手軽なお土産には「道の駅」オリジナルデザインの「マンボウワンカップ」や「おつまみ板昆布」がおすすめ。マンボウは古くから食材としてなじみ深く、ユーモラスな姿が愛されている。館内には人が通るとマンボウが寄ってくるプロジェクションマッピングも投影され、子どもたちに人気だ。屋上テラスから海の絶景もお見逃しなく！

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比内地鶏を食べ尽くそう

ご当地ならでは。
高品質でボリュームたっぷりの比内地鶏料理

日本三大美味鶏のひとつ「比内地鶏」の産地として知られる秋田県大館市比内町。国道285沿いの道の駅・ひないのレストランプルミエには、比内地鶏をぜいたくに使ったメニューが勢揃いしている。

中でも人気なのは「比内地鶏の親子丼」と「比内地鶏のきりたんぽ鍋」。噛む程にあふれてくるうま味としっかりした肉質が、たまらなく美味。ご当地ならではの品質とボリュームでお客を喜ばせている。

レストラン棟に隣接する「とっと館」は産直売場と軽食コーナーがあり、こちらも比内地鶏の商品が充実。正肉や焼鳥用に串に刺した肉、レバーや砂肝等の臓物のミックス、ウインナーソーセージ、焼き菓子などの加工品、卵等を販売。軽食の人気は何といっても「比内地鶏たまごソフトクリーム350円」だ。卵黄の黄色が鮮やかでカスタードクリームのような卵の風味が楽しめる。

食事からスイーツ、お土産まで、まるごと比内地鶏を堪能してみては。

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シラスのうま味と磯の香りがふんわり♪

RVパークがオープン！
温泉＆食事、車中泊を満喫

サッカーの聖地「Ｊヴィレッジ」に近く、多くの人が行き交う道の駅・ならは。今年2月、電源や水道を備えた車中泊専用駐車場“ＲＶパーク”が完成し、旅の楽しみが広がっている。さらに、愛犬と遊べるドッグランもオープン。ドライブやアウトドア、ビジネスの拠点になると話題になっている。

連日賑わうフードコートには開放的なテーブル席と広い座敷があり、町内外から訪れた幅広い世代の方々が利用している。郷土料理の「マミーすいとん定食」をはじめ、ラーメン、うどん、丼、定食などメニューが豊富で価格もお手頃。愛情たっぷりの手作りの味にお腹も心も満たされる。夜8時まで営業しているので仕事帰りや旅の途中に夕食を楽しむ方も多いそう。

人気の「シラス丼定食」は国産の釜揚げシラスがたっぷり乗って磯の香りが漂う一杯。とろろと大葉がシラスのうま味と食感に深みを与え、小鉢や卵豆腐も付いて栄養バランスも抜群だ。食後は、併設の入浴施設の多彩な風呂でゆっくり温泉に癒やされてみては。