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りんごを育ててみませんか? 道の駅・奥入瀬

みちこちゃんが行く!
道の駅・奥入瀬編 取材後記 ②

おでかけ・みちこvol.43掲載の「みちこちゃんが行く!道の駅・奥入瀬編」はお楽しみいただけましたか?
「道の駅」リポート 取材後記では、みちこ編集室スタッフの記憶に残ったモノやコトを紹介します。


全国生産量の半数を占めるという青森県産のりんご。そのまま食べても、ジャムやケーキの材料にしても美味しい。そんな青森りんごの素晴らしさをたくさんの人へ伝えようと、2022年5月に「あら、りんご。青森ファクトリー店」はオープンしました。取材後記②では、白い外壁のかわいいカフェ「あら、りんご。」をご紹介します。

あら、りんご。青森ファクトリー店

りんご関連商品を扱う「あら、りんご。」は、青森りんごの専門店です。カフェメニューにあるスイーツやドリンクの原料となるりんごは、すべて県内の農家が栽培したもの。ショップに併設された工場で、皮むきなどの一次加工から菓子の焼成まで行い、店内で販売。奥入瀬栃久保にある奥入瀬渓流館のカフェでも、同施設で製造した商品を提供しています。

カフェコーナー
ジュースやジャムなどの加工品にも県産りんごを使用

メニューのなかで、一番の人気を誇るのは「りんごパイ」。薄いパイ生地のサクッとした歯ざわりと、りんごの酸味、アーモンドクリームの優しい甘さが調和した逸品です。「りんごパイには独特な酸味が特長の紅玉を使用しています。『この品種に勝るものがない』といわれるほど調理用に適しているのが紅玉です」と、同店マネージャーの伊藤淑枝さん。季節ごとにサンフジや星の金貨など、旬のものを選んでつくる「蜜入りりんごのアップルパイ」もあり、「味や食感、品種ごとに異なる美味しさを楽しんでほしい」と話します。

薄いパイ生地がりんごの風味をひきたてる「りんごパイ」
(写真提供:株式会社A-WORLD)
種類が豊富なアップルパイ。
ケーキのほかにジャラートやソフトクリームもあります

「あら、りんご。」は兵庫県神戸市に本店があり、大阪、青森などにも店舗をもつ青森りんごのブランドショップです。りんごを使った商品の開発を手がけるほか、2019年の本店オープン当初から、「シェアオーナー制度」というりんご農家を応援する仕組みを設けています。同制度は栽培の過程や生産者についてもっと知ってほしい、という思いでつくられました。

シェアオーナーには少額から申し込むことができ、収穫時期になると農家から採れたてのりんごが届きます。利用者は年々増えており、2023年も5月頃から受付けを開始する予定です。「収穫体験には遠方から参加してくださる方もいて、農家さんお手製の郷土料理のおもてなしに喜びの声が届いています」と伊藤さん。大鰐町には樹齢100年を超えた台木もあるといい、「シェアオーナーになることで青森りんごの歴史にも興味をもってもらえると嬉しい」と話します。

シェアオーナー制度についての

詳しい情報はこちらから

● あら、りんご。公式サイト

カフェスペースの横にある物販コーナー

ショップの棚にはりんごの加工品以外に、こぎん刺しを施したアクセサリーや、りんごをかたどった工芸品など愛らしい品が並びます。施設内には、みちこちゃんが目を輝かせた「りんご尽くしのエントランス」も。数あるりんごの中から、お気に入りを見つけてくださいね。

これはかわいい!
一つひとつ表情が微妙に違うこけし
こぎん刺しのアクセサリーや
「あら、りんご。」のオリジナルグッズ
みちこちゃんのおすすめ撮影スポット
「りんご尽くしのエントランス」
ショップ前にある展示用の軽トラ。
運転席に座っての写真撮影もOK!

スタッフひとこと

道の駅・奥入瀬の敷地面積は、東京ドームの約1.5倍。時間内にすべて見なければ、と文字通りかけ足で敷地内をめぐりました。観光物産館「四季彩館」の奥にある親水公園には噴水があり、夏場は水遊びを楽しむ親子連れでにぎわうそう。

広い駐車場が目印の道の駅・奥入瀬。広場にある
「八甲田眺めの丘」に登ると八甲田連峰が望めます
(2022年11月15日/ドローン撮影)

平成7年7月7日の七夕に開所した奥入瀬ろまんパーク。オープン当時「夜も散策できるように」とのはからいで行われていた公園のライトアップはなくなりましたが、家族や友人とゆっくり過ごすのに最適です。もちろんひとりでも!

道の駅の最新情報はこちらから

● 道の駅・奥入瀬 公式サイト

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