【特集】ならではご当地グルメ①

旅に出かけたら必ずチェック！

観光旅行に出かけたときに必ず食べたい、ご当地グルメやB級グルメ。意外とどこに行けば食べられるのかわからず、探し歩いて時間をロスしてしまうことも…。そんなときには「道の駅」！　地元の美味しいもの、必ず見つかります！

◎おでかけ・みちこ vol.43 掲載記事

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山形で韓国旅行気分を楽しむ

山形【道の駅・とざわ】

オモニたちが作る、
本格韓国料理に舌鼓

最上川沿いに整備された国道47号を車で走ると、山間の風景の中に突如異国情緒あふれる建物が現れる。道の駅・とざわだ。

今から30年以上前、農業技術交流をきっかけに、戸沢村と韓国の交流事業などが盛んに実施されるようになり、平成9年に日韓友好を目的にこの建物が完成した。

「道の駅」では、韓国の食材や韓流スターのグッズをはじめとするおみやげ品が購入できるほか、本格的な韓国料理を楽しむことができる。

ファストフードコーナー「うめちゃんキムチ 道の駅とざわ高麗館店」では、元気よく「ほら、食べてみて！」とキムチの試食を促すお母さんたちの姿が。このお母さんたちが作る韓国料理がまた絶品なのだ。大人気の「チーズチヂミ」は、カリッとした食感にとろ〜りチーズがベストマッチ。後乗せの「梅ちゃんのタレ」との相性も抜群だ。また、牛骨などで丁寧に取ったスープのうま味が際立つ「韓国冷麺」もぜひ食してほしい逸品だ。

この冬は、山形の山間の村で韓国旅行気分を味わってみてはいかがだろう。

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ご当地グルメにうまいものあり

青森【道の駅・みさわ】

コリコリ、ホロホロッ
癖になるパイカの新食感

米軍基地があり、寺山修司が少年時代を過ごした地でもある三沢。個性的な魅力に溢れている三沢市は、ごぼうを始めとする上質な根菜類の名産地として知られ、さまざまな加工品が誕生している。これらの商品が一堂に会するホットスポットが、かつての広大な牧場跡に作られた「道の駅」だ。中でもご当地グルメとして人気なのは「三沢パイカカレー」。パイカとは豚バラ肉の周りにある希少な軟骨部位のことで、「道の駅」のレストランでいただけるほか、売店ではカレー以外のレトルト商品もいろいろ並んでいる。

さて肝心のパイカカレーだが、予想以上にパイカが大きくボリューミー！じっくり煮込まれたパイカのコリコリ、ホロホロした食感にスパイスがアクセントを添え大満足の一皿。デザートにはごぼうの茶葉を細かくしてミルクを合せた味わい深い「ごぼう茶ソフトクリーム」がおすすめ。眺めの良い窓際に陣取ってじっくり味わう、最強のご当地コンビ飯に大満足すること間違いなしだ。

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川俣シャモ尽くしの極うま親子丼

福島【道の駅・川俣】

専門店が極めた多彩な料理
手織り体験も思い出に

2020年6月、道の駅・川俣がリニューアル。同時に、名産の川俣シャモ肉を販売する農業振興公社直営レストラン『シャモール』がオープンした。川俣シャモを贅沢に使ったこだわりのメニューは、5種類の親子丼、天丼、ラーメン、ピザ、パスタなど。多彩な秋冬限定の鍋ランチも登場。繊細で弾力があり、噛めば噛むほどうま味が口の中に広がる川俣シャモのおいしさを堪能できる。

人気はやはり親子丼。「炙り親子丼」はムネとモモ肉の皮目を炙ってからシャモのダシが効いた甘めの割り下で煮る。香ばしさを引き出し、皮の脂の香りとシャモのうま味が染み込んだ、ふんわり卵がたまらない極上の一品だ。

お土産選びも楽しい銘品館「シルクピア」には、濃厚な「川俣シャモ」を生かした加工品や燻製をはじめ、川俣シルク製品、町内の菓子店のスイーツも勢揃い。2階では本格手打ちそばも味わえる。また、隣接する「からりこ館」では昔ながらの絹や木綿、葛の手織りを気軽に体験することができるので、シャモ料理を満喫した後は手づくりを楽しんでみては。