こんばんは。
お酒をこよなく愛するオヤジ女子「新橋です。」
みなさんは「あっつ〜 ままさ…○○!」といえば何が思い浮かびますか?
突然失礼しました…
津軽弁で食事のことを「まま」といいます。
「もうままくったが?」は「もう食事は済んだ?」という意味で「まま」は「ごはん」のこともさします。
つまり「あっつ〜ままさ」とは「熱いごはんに」という意味。
熱々のごはんにのせるだけで、味気ない冷めたおかずも一気に旨味が増しますよね
私は、あっつ〜ままさは「納豆」が大好きで、よく小さい頃もがっついて食べていたら「そったに むたむたど くわねで ゆったど くいへ!(訳:そんなにがっついて食べないでゆっくりと食べなさい!)」とよく叱られてました。
また、筋子の消費量・日本一ともいわれている青森県!
あっつ〜ままさは筋子!という方も多いのではないでしょうか?
この筋子と納豆を合わせた「筋子納豆」!
津軽では広く食べたれていたアレンジメニューで、津軽で生まれ育った「太宰治」の小説にも登場し、彼も好んで食べていたといわれています。
筋子の塩気が醤油代わりに味付けされ、思わずかきこんで食べたくなります。
うーん…「まま、まま」言ってたらお腹が空いてきました…
さて、「あっつ〜まま」の話の後は、あっつ〜 ママが居るお店のご紹介をしましょう。
あ、あっつ〜ママって化粧が厚いママじゃなくて…今アツイ!心が熱い!のあっつ〜ね…!
「さぁー!へば酒場の紹介ばはづめっどー!」
(※訳「それじゃあ酒場の紹介を始めますよ!)
「とまり木」
スナックの扉ってなぜか開けるのが恐かったり、開けづらかったりしますよね…
重厚な扉が多いし、中の様子が見えないからですかね。
こちらのお店もなんだかディープな酒場感が満載!
さぁ!
勇気を出してオープンザドア!!
実はこの「とまり木」は知る人ぞ知る、若者にも人気なスナックなんです。
最近では地元の人のみならず、東京や外国の観光客も増えており、リピート率も高いとか。
なぜ人気なのか?なぜリピート率が高いのか…これから徐々に紐解いていきましょう。
人気の秘密・その1「ママの手料理」
地元の良質で旬な食材を使った津軽の食をメインに、ママ手作りの家庭料理が味わえます。
美味しい食べ方や作り方も教えてくれますよ。
「いっぱい食べて、いっぱい飲んで帰ってね!」と言って、沢山の料理を出してくれます。
もはやスナックというよりも、まるで実家に帰って来たかの様な安心感がありますね。
人気の秘密・その2「ママの人柄」
写真は「トイレから戻ってくるたびに新しいおしぼりを出してくれるママ」です。
私)「ママ、もったいないからおしぼりいらないよ〜」
ママ)「うちね〜サービスするのが、おしぼりしか無いからさ〜受け取って〜」
このやり取りはトイレに行き、戻って来る度に毎回続きます(笑)
ユニークなママの人柄についついこちらも笑顔になります。
人気の秘密・その3「ママの占い」
そう…実はママ、占いもできるんです。
手相や人相を見たり、生まれた日を参考に占ってくれて、色んなアドバイスもしてくれます。
特に女性のお客さまに喜ばれ、ハマってまたこの店に来たい!という人が多いそう。
占いだけでなく、ママに人生相談をしに来るお客さんも多いのですが…私もその一人で、辛い事や悩み事があるとママに相談をして、何度も何度も救われて来ました。
親身になって話を聞いてくれるママの優しさ、温もりはお酒と共に体に染み渡ります。
ママの顔を見る度にこういう場所があって本当に良かったなぁ…と思うのです。
きっと私のように「ママに会いたくてお店に行く」という人がたくさん居て、今日も「とまり木」には人が集まるんでしょうね。
いかがでしたか?
是非、ママの手作り料理をつまみに美味しいお酒を楽しんでくださいね!
さて、次回はどんな酒場が登場するでしょうか…お楽しみに!
へばまだな〜!