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第21回 串もの

道の駅に立ち寄ると、つい買ってしまう串もの。
素朴なものから斬新なものまで、ご当地の味を手軽にいただけるアレコレをご紹介します。
「michi-co」2017年9月25日号連載記事

 

秋田
道の駅かづの
かぶりつきたい 今が旬! 新米のだいご味

みそつけたんぽ……170円

米どころ秋田を象徴する串ものといえば、きりたんぽ。ご飯をつぶして串に付け、じっくりと焼き上げた郷土の味だ。このきりたんぽ発祥の地、秋田県北の道の駅かづのには、地元産の米を使ったきりたんぽにみそを塗り、香ばしく焼いた「みそつけたんぽ」がある。外はカリッと、中はふっくら。この季節は新米のおいしさを堪能したい。

(TEL 0186-22-0555 道の駅かづの 細谷たんぽ店)

 

青森
道の駅しちのへ
餅というより蕎麦を食す感覚。素朴さが魅力の地産のおやつ

そばもち……100円

JA女性加工部会が運営するそば処で、じっくり焼かれているのが「そばもち」。地元の玄そばを使った餅には、手作り玄米みそにオメガ3脂肪酸で注目のエゴマ(ジュネ)を合わせた甘塩っぱい“ジュネみそ”がたっぷり。昔から親しまれてきたおやつは地味な見た目ながら、素通りできない香ばしい匂いと素朴なおいしさで、心もお腹も満たしてくれる。

(TEL 0176-62-5777 道の駅しちのへ)

 

山形
道の駅あさひまち
ジューシーなのに、ヘルシー!ダチョウの旨みを堪能あれ

ダチョウフランク……350円
(※(誤) 230円/(正)350円。2017.10.10訂正)

平成10年から、町おこしの一環としてダチョウを飼育し、その肉を販売している朝日町。そんな朝日町ならではのグルメが、この「ダチョウフランク」だ。低カロリーでたんぱくな味というイメージのあるダチョウ肉だが、このフランクフルトは、ポークよりもジューシーで歯ごたえも十分。驚きのうまさを体験して!

(TEL 0237-85-0623 道の駅あさひまち)

 

岩手
道の駅おりつめ
お母さんたちの手づくり田楽とうふ

田楽とうふ……100円

道の駅おりつめで約10年にわたり愛され続けている「田楽とうふ」。人気の秘密は、手づくりした豆腐を、焼き豆腐にしてからにんにくみそを塗り、さらに炭火でじっくりと焼き上げているから。炭火で焼くのは、豆腐の甘みが増すためとか。豆腐の下に刺された大根を押し上げながら食べると、田楽とうふを崩さず、最後までおいしく味わえる。

(TEL 0195-42-4400 道の駅おりつめ)

 

福島
道の駅あいづ 湯川・会津坂下
会津名物ソースカツ丼をこの1本で丸ごと味わえる

ドンカツソース……350円

歩きながら食べることができるソースカツ丼が人気! 玉ねぎ入りのご飯を豚バラ肉で巻いてパン粉を付けた串を、油でカラッと揚げて自家製ソースにさっとくぐらせた熱々メニューだ。甘辛のソースが豚バラ肉の旨みを引き立て、まるで“ソースカツ”を食べたような満足感を味わえる。当駅のフードコート「会津食のブランド館」でテイクアウトできる。

(TEL 0241-27-8853 道の駅あいづ 湯川・会津坂下)

 

宮城
道の駅みなみかた
肉を喰らう幸せ 産地ならではの高品質牛

登米産牛串(大)……700円

登米育ち黒毛和牛のもも肉を串に刺し、潔く塩こしょうだけで味付けして豪快に焼いた、品質勝負の直球グルメ。かみしめるほどに旨みが広がり、幸せな気分に浸れる。臭みのない、赤身らしい濃厚な旨みは、良質な牛肉の産地ならではの味わいだ。肉好き男子も満足の「大」は88グラム、他に「小」40グラム(400円)も。食欲の秋、モリモリ食べて元気にいこう!

(TEL 0220-58-3111 道の駅みなみかた)

 

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