本日のオフィスはここ。
盛岡にあるパン屋さん「Pano Pano」。
東北で人気の白石食品工業が5年前に出店した直営ベーカリー。


わたしの一押しは、もちもちで少しハードなコッペパンに あんバターを挟んだ「Pano Panoコッペ」。

暑い日が続くので、ジェラートも嬉しい!


駐車場も広いので、ついつい立ち寄ってしまう、大好きなお店。
◇◇◇
もりおかパラレルワーカーズユニオン、通称MPUをご存知でしょうか?
盛岡を中心として、ひとつに縛られない多様な働き方に関する実践と提案をしていく任意団体です。
先日そのMPUが主催するイベントにお邪魔してきました。
テーマは「新卒フリーランスってアリ?」。
高校、大学を卒業したあとに、企業に勤めることなく フリーランスとして独立するって、実際どうなの?というのがテーマ。
わたし自身は10年間制作会社などで勤めたあとに独立した。
なので自分の経験には「新卒フリーランス」はない。
デザイン職について言うと、会社のルールやデザインデータの作り方。
それぞれの「正」が実は少しずつ異なることを知ったのは
いくつかの組織を転々としたからだった。
ルールは、使うソフトや取引先、担当者にクライアント。
印刷の仕方などでも少しずつ違ったり、変わったりしていく。
大事なのはそれぞれのルールを押し通すのではなく、 「いろんな『正』があるのだ」という前提を知っているかどうか、だった。
こんな風に「組織」を経験しないメリット・デメリットはいくつも思いつく。
でもメリットもデメリットも、ツールや環境のおかげでどんどん変わっていく。
ただ、今回のディスカッションを受けて「新卒フリーランス」という選択の向き不向きについて、 いくつか思ったことがある。
①失敗を恐れない
実際に新卒フリーランスで今も仕事している人たちの特徴のひとつに 「失敗を恐れない」なんじゃないかという話になった。
その通りだと思う。
常にトライアンドエラーを繰り返して、 力づくで、本能的にノウハウを掴み取っていくイメージなのかも。
「失敗しない」と悩んでいる間に、リスクを取ってでも挑戦する。
そのことでどんどん筋力は鍛えられていき、挑戦に対する自分のハードルも下がる。
②能動的に動ける
独立してから感じたのは、 「能動的に取りに行こうとして、やっとほしい情報に出会える」ということ。
先輩が口うるさく教えてくれる環境はない。
今思うと、なんて恵まれていたんだろうと思う。
なので能動的に動く、が得意だと自覚している人は、 初めから「企業に勤めない」という選択をしてもいいのかもしれない。
わたしはその自信もなかったので、組織の中で力をつける、という選択は正しかったと思っている。
そもそもこの2つの定義は、全て「わたしの考え」だ。
正しい答えを自分以外に求めることに意味なんてないと思っている。
誰かに言われたから、じゃなく。
考え抜く力をつけること。
考えることを諦めないこと。
わたしは就職する、しないよりも、そっちを大事にしたい。
MPU(もりおかパラレルワーカーズユニオン)は、ときどき ・岩手や盛岡でパラレルワークをしたい方 ・パラレルワーカーと仕事をすることについての相談会を無料で開催しているそうです。
興味のある方はぜひ、facebookページをご覧ください。
【本日のオフィス】
Pano Pano
020-0851
岩手県盛岡市向中野5丁目31−15
019-613-6262
8:00〜20:00
月曜定休(祝日の場合は営業)
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