本日のオフィスはここ。 花巻にある「ろばた とっくり」。

花巻駅から歩いて2分。 ロータリーからほど近いこの居酒屋は、女性ひとりでカウンターで飲んでいても全然OK。

(車なのでノンアルビールで)



手羽餃子3種盛り(餃子/チーズ/明太子)と、脂の乗ったアジのタタキ、それに白子ポン酢。
大好きな組み合わせ。
仕事終わりに「今日はあのお店でアレ食べよう…!」と自分を鼓舞するスタイル。
◇◇◇
最近よく聞くようになった言葉のひとつに「コミュニティ」がある。
改めて言われなくても、社会で生きていると、家庭、学校、職場、とたくさんのコミュニティに属しながら生きているわたしたち。
学生のときの仲のいいグループも、会社に入社して会社の先輩たちと親交を深めているうちに、気がつくと少しずつ疎遠になっていく。
転職したり、引っ越したりしているうちに、周りのコミュニティというのはどんどん変化してゆく。
あるバンドを好きになり、ライブにはまっていたころ。
ライブハウスに行くといつも会う友人やメンバーがいた。
彼らはわたしの仕事を深く知らないし、わたしも彼らの普段の生活について、あまり詳しく聞いたりしなかった。
住んでいる場所、本名、年齢。
そんなことも知らない。
だけど、とても大好きな友人たち。
そして例えば仕事で失敗して会社で凹んでいたとしても、彼らの前では関係なかった。
そこではただの「あるバンドが好きな人」だった。
そのバンドが解散し、わたしが通う場所は会社と自宅だけになった。
そして会社にいる時間が週のほとんどを占め、自宅には寝に帰るだけになっていたころ。
急に不安になってきた。
「会社で認めてもらえないなら、自分には存在価値がない」
今だと笑ってしまうけれど、そのときは本気だった。
人生のほとんどは「会社」で過ごしていたし、「会社=自分」というくらいの拠り所だった。
そしてそんなことを思ったときに、会社以外に居場所がないという事実にも気がついた。
よく言われているが、人はひとりでは生きていけない。
無意識のうちに「どこかに所属したい」「自分のことを知っていてもらいたい」という帰属意識が働く。
収入を得るキャッシュポイントがひとつだと、そこに依存せざるを得ないように、所属しているコミュニティがひとつだとバランスを崩してしまう。
適切な距離をはかれるように。
依存しすぎてバランスを崩さないように。
上手な依存は、自分にとっての距離をはかりながら、たくさんの場所にゆるゆると関わっていくことではないだろうか。
今のわたしの依存先は両手では数え切れない。
【本日のオフィス】
ろばた とっくり
0198-24-0760
岩手県花巻市大通り1-2-25
17時30分〜
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