第13話 「レコードに針が落ちたら、時計の針は見ないで…」
路地裏酒場散歩
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水族館で、泳ぐチュッチュに遭遇
水族館といえば、たくさんの綺麗な魚たちが泳ぐ水槽にイルカショー、そんなイメージでしょうか。けれど、浅虫水族館はそれだけではないらしい。リピーターにも大人気という展示が、長さ15mのトンネル水槽で展開され、しかも、おそらくは水族館の予想を裏切って、釣り人の間でも大いに話題になっているというのです。これはもう、行くしかありません。
この日はあいにくの曇天。強風に煽られながら何とか目的の浅虫水族館に到着、目指すトンネル水槽へと向かいます。以前はカラフルな魚たちが泳いでいましたが、今は何だか雰囲気が違います。
目の前にいくつも下がっている物体は、なんと、ホタテの養殖かごではありませんか。アイナメ、マサバ、ヒラメ、キツネメバル、クロソイ、カナガシラ、オオクチイシナギ、マアジ、マダイ、クロダイ、マコガレイ、イシガレイ、ヌマガレイ、さらにおまけで、オホーツクホンヤドカリにイトマキヒトデにワタリガニも。どうやら25種類前後の魚たちがいるようです。特にウマヅラハギは、青森県ではチュッチュとも呼ばれ、お酒好きのアテとして乾物でいただくことが多い魚です。そっか、あれがあれになって…などと、良からぬ想像を巡らせたりして(チュッチュさん、ゴメンナサイ!)。つまり、水槽をのぞき込むと、普段スーパーで目にする顔なじみ?の魚たちがたくさん泳いでいるというわけです。
泳いでいる魚ばかりではありません。中には砂地や養殖かごの上でじっと休んでいたり、これまで抱いていた魚たちのイメージとはどこか違った、ユーモアあふれる海中世界が広がっています。これって何だか楽しいぞ。愛嬌があって可愛いらしい魚たち。意外と人懐っこくて、水槽をのぞいていると、どんどん顔を近づけてくる子もいて。はっきりいって癒されます。これまでは写真を撮って通り過ぎるだけだったトンネル水槽ですが、いくらでも眺めていられそう。「ボク達、地味系だけど意外とイケてるでギョ」なんて声が聞こえてきそうです。浅虫水族館が発祥の魚女子、“さかじょ”が出現しても不思議ではありません。
……(残り文字数2,100文字以上・写真点数9点)
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