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津軽海峡フェリーの旅【その3】

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マイみちストが実際に津軽海峡フェリーを使った旅を6月・7月・8月に毎月公開!お読みいただいた読者の中から毎月抽選で2組の方に「青森〜函館の往復乗船券」をプレゼント致します。
まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/57829643/22809

 青森の夏と言えば「青森ねぶた祭」。8月2~7日に開催される日本を代表する祭りだ。旅人が「青森ねぶた祭」に参加している。と聞いたのは、1988年のことだった。
私がバイク(125cc)で日本一周をしている時に北海道のキャンプ場で、熱い祭りの話で盛り上がった。ぜひ、来年は参加するぞ!と思っていたのだが、実際に行くことができたのは1990年。「青森港フェリーターミナル」は、24時間稼働しており、通常日でも行き交うトラック、車、バイクで活気があるのだが、祭り期間中は更に賑やかになる。

「サマーキャンプ場」では、毎日、ボランティアスタッフによりミーティングをして、注意事項が徹底されている。
アスパムに隣接する「ねぶた小屋」では、一同に大型ねぶたが集結している。前夜祭、祭り運行前に訪れることをおすすめする!

当時は、フェリーターミナルの緑地帯にテントを張っており(現在、ターミナル内はキャンプ禁止。
青森市が青森フェリー埠頭向かいに「サマーキャンプ場」(8月1~8日)を限定開設してくれており、仮設トイレ、仮設流し台、仮設トイレを設置してくれている)、たくさんの旅人達が全国から集結していた。

初めて衣装を着つけする人たちが説明書を見ながら四苦八苦している。これもキャンプ場でのあるあるシーン。先輩参加者も着付けを教えてくれる。

 北海道を旅していたライダー達は、祭りの期間中はフェリーに乗り青森へ向かう。そして、ここをベースとして祭り期間中、跳ね踊りまくる。集結する旅人の数は300人!祭り開始時間が近づくと、ハネトの衣装を身にまとい、バイクを一斉に走らせ、集合場所へと移動する。ヘルメットを被りハネト姿で走る彼らは、いつしか「ハネトライダー」と呼ばれるようになった。

ハネトライダー達が整然と走って行く!

 

 

実はハネトチャリダーも多いのだ!ハネトライダー達をベリブリッジの橋上で自転車を持ち上げて応援してくれる。

「青森ベイブリッジ」を渡っていくハネトライダー達のバイクの群れは壮観である。

 実は、ハネト衣装(正装)を着ていると自由参加することができ、そのままハネトの集団に混じって踊ることができる。事前登録や受付もいらない。跳ね衣装は、ホームセンターなどで購入するか、1日だけの参加ならレンタル衣装もあって、着付けもしてくれるサービスもある。ハネトライダー達は、参加団体と協力関係にあって、そこの参加させてもらっている。若き旅人も多く、元気が良いと団体関係者、観覧者からも好評であると聞いたことがある。

 夕暮れが近づくと、大型ねぶたに光が灯り、鮮やかな色の迫力ある図柄が浮かび上がる。約20台の大型ねぶたが運行し、各山車には、数百人から千人以上ものハネトが「ラッセラー!ラッセラー!」の掛け声と共に、跳ね躍る! 老若男女入り乱れ、汗をかいた体のぶつかり合い。その激しさにテンションは上がっていく。もちろん、しっかりと美しく跳ねるハネトも多い。しかし、旅人達はパワーが余っているというか、この日にために身体中に身につけた鈴がシャリンシャリンと鳴らしながら激しく跳ねまくる。踊る激しさから、鈴が落ちる。その鈴を観覧者が拾ってお土産にするのだ。

ハネトが多くて、大型ねぶたは遠くに見える。ハネト達のパワーが凄い!

 運行コース(約3km)をずっと跳ね続けるのは至難である。体力が必要な上に、アスファルトの路面を足袋で激しく跳ねるので、膝を痛めてしまうのだ。ペースが掴めていない人は、翌朝、全身筋肉痛と膝が壊れてしまい、寝込むことになってしまうほどだ。祭りの翌朝は、衣装の洗濯が始まり、キャンプ場のあちらこちらに鮮やかなねぶたの図柄が描かれた浴衣が干される。日陰では祭りの疲れと飲み疲れで、ぐっすり寝ている人達も。元気な人は青森観光に行ったり、フェリーに乗って同時期に開催されている函館市の「函館港まつり」を見に行ったりと様々な時間を過ごす。

とにかく大型ねぶたは、カッコイイ!

 「青森ねぶた祭」が終わると、ハネトライダー達はまた旅ライダーへと変身する。バイクにたくさんの荷物を積載し、北海道へ渡るライダー達は、目の前のフェリーターミナルへと向かう。フェリーのデッキから青森の街並みを望み、祭りの余韻を感じる。そして、また来年、青森に行こう!と心に誓うのであった。結局、私は通算5回、祭りに参加中。あのお囃子を聞こえると、体がウズウズしてくる。また参加して、まったりと跳ねて祭りの雰囲気を楽しみたい。祭りは見るのではなく、参加するのが醍醐味だ!

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
読者の中から毎月抽選で2組の方に「青森〜函館の往復乗車券*」をプレゼントいたします。
(※等級:スタンダード 大人2名・乗用車1台(6m未満))
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沢山のご応募をお待ちしております!

応募期間:2018年8月25日〜9月20日到着分まで
当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。

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 この記事を書いた「マイみちスト」
1965年生まれ。岩手と北海道を往復するフリーランスフォトグラファー。北東北エリアマガジン「rakra(ラ・クラ)」にて旅企画「乗りノリでいこう!」を連載中。岩手、青森県の「戸」を旅するツーリング&ドライブ「ポケットマップ2017」の監修撮影実走調査担当。ツーリングライダーのバイブル地図「ツーリングマップル北海道」(昭文社)を担当して21年。他に「Out Rider(アウトライダー)」「Bike JIN」などバイク雑誌で活躍。著書に「北海道絶景ロードセレクションシリーズ」「北海道ツーリングパーフェクトガイド」など。

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