日刊ウェブマガジン「まいにち・みちこ」│東北「道の駅」公式マガジン「おでかけ・みちこ」

まいにち・みちこ【東北 道の駅 日刊マガジン】

津軽海峡フェリーの旅【その2】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
マイみちストが実際に津軽海峡フェリーを使った旅を6月・7月・8月に毎月公開!お読みいただいた読者の中から毎月抽選で2組の方に「青森〜函館の往復乗船券」をプレゼント致します。
まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/57829643/22241
函館港停泊中の「ブルーマーメイド」

 

 函館港に着岸し下船した瞬間、風の違いを感じる。本州とは違う北の風だ。カラッとした風を受けて走り出すと、北海道に来たのだと実感する瞬間だ。函館から北海道に上陸する場合は、早朝に到着する便を利用することが多い。「函館朝市」で朝食を食べるためだ。何度も訪れているうちに、馴染みにお店も増えてきた。開店早々お邪魔して「おはようございます!」と声をかけると「お!今年も来たな。君が来るってことは、夏が始まるってことだな(笑)」魚をさばきながらご主人は笑顔で応えてくれた。朝から豪勢に海鮮をいただく。これを食べたくてここまで走ってきたのだから、贅沢三昧しないと!「函館朝市」が有名だが、「函館自由市場」や「中島廉売(れんばい)」など、地元の方が多く利用する市場もあるので、そちらに足を運んでみるのもいいだろう。個人的には昔ながらの雰囲気を残す「中島廉売」もおすすめ。

函館朝市 駅二市場」の「活イカ釣り」

 

 函館はグルメの街。海鮮物や函館ラーメンの他にも函館周辺でしか食べられない「ラッキーピエロ」(略してラッピ)のハンバーガーや、コンビニ内で注文を受けてから焼く「ハセガワストア」(略してハセスト)の「やきとり弁当」(鳥肉ではなく豚肉)は、地元に愛させているお店というのが我々、観光客にも高評価だ。どちらのお店にもオリジナルグッズが売られているので、お土産にするのもいいだろう。

 グルメの次は温泉。函館は温泉が多く、有名な「湯の川温泉」の他にも、市内各地に温泉銭湯が点在し、早朝から営業しているところもあって、朝風呂でサッパリできる。ただし、熱めの湯温が函館の温泉銭湯の特徴なので、確認してから湯船に入ること。個人的に好みなのが、街の中心部より北に位置する「西ききょう温泉」。野球グランドの一角にあって、露天風呂はコンクリートのヒューム管(水道管)を利用したもので、源泉のお湯がガバガバ溢れている。3つの湯船があって、それぞれ湯温が違っていて、熱い湯船は45〜47度!洗い場等も設備も建築資材を利用しているので、ガテン系の人が喜ぶ?他とはちょっと違った雰囲気を楽しめる温泉となっている。

西ききょう温泉」のヒューム管露天風呂

 

 函館山の麓にある「函館公園」も時間があれば、ぜひ訪れて欲しい。1879年(明治12年)に開園した近代日本を代表する公園で、歴史的な施設も多く、春は桜が咲き、秋には紅葉が非常に美しい。公園内には1956年(昭和31年)開園のレトロな遊園地「こどものくに」が現役である。高さ12m、ゴンドラ8基のミニ観覧車は、国内最古と言われており、ゴンドラに囲いが無く小さいながらスリル満点で大人も楽しめるのだ。

「函館公園 こどものくに」の現存する国内最古の観覧車

 

 函館を旅するには、函館市電に乗って巡るのも楽しい。1日乗車券(600円)
がお得。たまにはバイクや車を降りて、ゆっくり電車旅もいいだろう。「函館山」へは、バイクは終日通行禁止。車も17:00〜22:00は通行規制される。なので、市電とロープウェイを利用し山頂を目指す(バスやタクシー利用もあり)。夕暮れ前から山頂に到着するのが私流。津軽海峡フェリーが進む姿が遠くに見える。船が似合う街だ。夕焼けが空を染め、やがてあちらこちらに電気が灯り、夜景が徐々に浮かび上がり、水平線にはイカ釣りの漁火が暗くなりつつある空を照らしている。暮れ行く函館の景色をゆっくり眺める時間が至福の時である。函館の街は美しい。

「函館市電」と並走。レトロの車両も多く走っている
近年人気の「マンホールカード」(無料配布)。函館はイカがデザインされている
「函館金森倉庫」
8月1〜5日に開催する函館最大のお祭り「函館港祭まつり」。おすすめは「わっしょいはこだて」で踊りながら練り歩く「いか踊り」!「イカ刺し、塩から、いかソーメン、もうひとつおまけに、いかポッポ!いか、いか、いか、いか踊り〜!」とエンドレスで踊る「いか踊り」。個人参加もできるので、ぜひとも一緒に踊って、夏の函館を楽しもう!

 

 グルメや温泉の他に、資料館、史跡巡りなど、近代日本の歴史も多く体感できる街、函館。何度訪れても魅力ある街、函館。函館観光は1日にして成らず。である。まだまだ訪れたい場所が盛りだくさんだ。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
読者の中から毎月抽選で2組の方に「青森〜函館の往復乗車券*」をプレゼントいたします。
(※等級:スタンダード 大人2名・乗用車1台(6m未満))
ご応募は下のリンクから応募フォームで送信ください。
沢山のご応募をお待ちしております!

応募期間:2018年7月25日〜8月20日到着分まで
当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。

応募フォームへ

 この記事を書いた「マイみちスト」
1965年生まれ。岩手と北海道を往復するフリーランスフォトグラファー。北東北エリアマガジン「rakra(ラ・クラ)」にて旅企画「乗りノリでいこう!」を連載中。岩手、青森県の「戸」を旅するツーリング&ドライブ「ポケットマップ2017」の監修撮影実走調査担当。ツーリングライダーのバイブル地図「ツーリングマップル北海道」(昭文社)を担当して21年。他に「Out Rider(アウトライダー)」「Bike JIN」などバイク雑誌で活躍。著書に「北海道絶景ロードセレクションシリーズ」「北海道ツーリングパーフェクトガイド」など。

この記事が気に入ったらシェアお願いします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Comment (1)
  1. じょなさん さん

    西ききょう温泉は今度行ってみよう!

感想をお待ちしております

*

CAPTCHA


プレミアム記事
この連載を読む
あなたにおすすめの記事
東北のイベント