まいにち・みちこ【東北 道の駅 日刊マガジン】

走る新郎新婦!二人らしいハレの日のウエディングマラソン。

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人生は当たり前の毎日が重なる一冊の本。読んだあなたのその本に挟んでいく栞になるように、日々が少し彩るようにと思いながら書いていきます。満月と新月の頃に更新。
まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/56479328/22089

暑い暑い7月のある日。

一組のご夫婦の結婚式を撮影させていただきました。

汗と、嬉しい涙と、青い空と緑に包まれた時間でした。

少しだけ、幸せのおすそ分けを。

お二人は、「走る」ことを縁に出会い、これまでもたくさんのレースに出場しています。

「IWATE KEN-NAN LEGEND RUNNERS 8」のリストバンドもおそろい。

たくさんの想いを乗せて夏空に吸い込まれていく風船。

涙を拭いながらメッセージを書いていた新郎さま。

小さく、小さく、見えなくなるまで。

口をキュッと結んで。

新婦さまが、穏やかな笑顔で、新郎さまの目元にハンカチをあてて。

和やかな式も終わり、しっかり水分補給を。

さあ、走り出しますよ!

わたしもカメラを肩にかけ、準備運動をしっかりと。

新婦さまを先頭に、ご兄弟、ご友人、新郎さまと続きます。

最後尾を走るわたしをなんども振り返り、「だいじょうぶですか?」と声をかけてくださる、新郎さま。

給水をするたびに、みんなにドリンクを手渡してくれる新婦さま。

新婦さまの手にあるのは、ご家族へのお手紙。

バトンのようにしっかりと握り、颯爽と駆けていきます。

汗だくで、ゼーゼーと上がる息。

それでも、4人の揺れる背中からは「走りおわりたくないね」、と、弾む声が上がります。

空は澄み切った青。鳥の声。川の流音。

私たちの目の前に、ちいさなイタチがぽんっと飛び出てくる嬉しいアクシデントも。

「山からもお祝いにでてきてくれたんだね」と和みました。

ちらりとこちらをみた丸い目、可愛かったです。

6キロのランを終え、ゴールテープを切る4人。

拍手で迎えるご家族。

爽快感と、心地よい疲労感。なんとも言えない幸せな空気。

笑い声と、ねぎらいの言葉が溢れます。

 

今回のマラソンウエディングをプロデュースしたのは、アンスールの小山美衣子さん。

小山さんは結婚式会場に所属していない、岩手県内で唯一のフリーランスウエディングプランナー。

式をあげる二人の想いを丁寧に拾い上げるホスピタリティと、その想いを大胆に形にしていく企画力で、今回のマラソンウエディングのように、きちんと体温を感じる結婚式を作り上げていきます。

わたしは、基本的にウエディングの撮影はお受けしていません。ハレの日よりもケの時間を残したいと考えているからです。

でも、アンスールの結婚式は、お二人やご家族のケの表情が溢れ、「こんな結婚式なら是非撮影したい!」と思うのです。

小山さんのお仕事については改めて記事にしますのでお楽しみに。

夏の1日、ご家族のあたたかさに触れ、育った土地の素晴らしい自然に触れ、なにより二人のやさしいお人柄を感じることができました。

「いつまでも健康で、二人で楽しく走りたい」

お二人のその想いがどうか叶いますようにと願いながら、ファインダーを覗いた1日でした。

 

末長く、お幸せに!

またご一緒に走れる日が楽しみです!

 この記事を書いた「マイみちスト」
(すがわらまり)
盛岡市在住。聴くこと、撮ること、書くことを通して、「伝わる」ためのお手伝いを仕事にしています。

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