世界は目まぐるしく動いている。
最近ニュースを見ても頭が追いつかない程に。
世界だけではなく、僕の周りもめまぐるしく変わり続ける。
ぼくがブログを始めて早10年、昔の記事を見返すと、悲しいことに営業を終えたお店もあれば、今は無き風景もある。
この間、喫茶店で小学校の同級生と20年ぶりに再開し、お互い原型をとどめてないなと笑い合う。
変わってないと思っていた僕でさえも変わり続けているようだ(笑)。

さて、この間友人と青森県田子町へ行ってきました。
田子町は全国でも名の知れたニンニクの聖地。


ニンニク案山子がお出迎え(笑)。
生産量、質ともに全国トップクラスを誇るニンニクの産地ですね。
青森県はニンニク生産量で全国のシェア7割ほどを占めていて、田子町は大きくその一端を担っている。
僕はたまにニンニクを浴びたい衝動に駆られることがあり、たまにその衝動を抑えきれず、下北半島から岩手県境付近にある田子町まで車を走らせる。
そして、ニンニクを浴びる前に、大自然のシャワーを浴びる。

田子町には「みろくの滝」という、高さ30mの美しい滝があるのです。

岩の上を白糸が流れ落ちるように見えることから、別名「ソーメンの滝」とも言われます。
しかしこの滝、よく見ると岩肌がスヌーピーにも見えます(笑)。
最近ネットでは「スヌーピーの滝」として定着しているようですね。
夏の終わる深緑の森の中に響く轟音とともに、飛散する水飛沫が気持ち良い。
まだ残暑で暑いけれど、飛沫を浴び続けるとやがて寒くなる。
もう秋が近づいているのですね。

そして、いよいよニンニクを浴びるため、田子町ガーリックセンターへ。

ここではニンニクが徹底されていて、自販機もニンニクです。
店内ではニンニクの加工品が中心に販売されて、なんとニンニク焼酎なるものまである(笑)。
レストラン「ギルロイカフェ」もあり、照明のシェードもニンニク型。
レストラン内は多くの人で賑わっていて、テーブルに腰を下ろすと、いきなり笑ってしまう(笑)。

胡椒、一味唐辛子が全てにんにくパウダー入り、そして、ニンニクパウダーそのものまである(笑)。

レストランで今回僕が頼んだのは、みそにんじゃ麺¥830
田子産のひき肉、ニンニクと生姜を炒めて煮込んだにんじゃあ(具)が味噌スープの上に乗っかっています。

スープはあっさりですが、にんじゃあの旨味がハンパなく、ひき肉とニンニクがスープと絡むことにより、美味しさ倍増!
そして、そこにニンニクパウダーを加えるとパンチが増す(笑)。
とっても美味しいです。

そして、ミニ田子ニンニクビーフカレー¥400
素揚げのニンニクとニンニクのピクルスが乗っかっていて、カレーはとってもフルーティで甘め。

牛スネ肉はほろほろと柔らかく、カレーにニンニクと絡めるといい感じに刺激的で美味しいですね。
別添えのニンニクジャムを加えるとよりフルーティになります。

最後に頼んだのは、たっこのほっくり丸焼きにんにく¥540
ニンニクを丸ごとオーブンで焼いたという、究極のニンニク料理。

恐る恐る食べてみると、フルーティな甘さにびっくりする(笑)。
ホクホクとジャガイモのような食感が驚きです。
ブランド、たっこニンニクをダイレクトに味わうことができる。
もう、口の中がニンニク(笑)。
食後は気休め程度に臭い消しのグミをもらう。
浴びるようなニンニクの過剰摂取、ドラキュラなら即死ものですね。
本当バンパイアに生まれなくてよかった(笑)。
次の日仕事やデートは避けたい、そんな背徳感がM男にはたまらない(笑)。
留まり続けることのできない、目まぐるしく変わる世の中において、僕は刺激を求め、変化し続けるためにドライブしたり食べ歩きをしているのかと思っていたけれど、素晴らしい田子町の大自然とニンニクを繰り返し浴びに訪れたい衝動に駆られ車を走らせる僕がいる。
僕は本当は変化ではなく、変わらないものを求めているのだ。
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にんにく大好きなので行ってみたくなりました。
8月下旬に、田子町を訪ねました!
ガーリック愛がいっぱいの町で、ガーリックセンターでの買い物、食事、止まりませんでした。笑
帰り道で偶然見つけた、田畑豆腐店のかたい豆腐も最高でした!
(豆腐チャンプルーが、とっても上手にできました)
記事を読んで、また訪れたくなりました。