「僕は下北半島の津軽人である」
そういう気持ちで僕は日々、下北半島で生活しています。
青森市から下北半島に移住して8年になりますが、未だに津軽弁が抜けない(笑)
下北半島の食も日々感動するほど美味しいのですが、たまに津軽のしょっぱい煮干し中華が食べたくなる。
こういうことを言うと、多分怒る人もいるかもしれないけれど、住んだらその土地に染まる事が大事だと言うけれど、でもそれって、ちょっと違うのかなと僕は思うのです。



この間、本州最北端、大間町へ遊びに行った時、地元の人もあまり知らない西吹付山展望台から見える、津軽海峡と函館の街並みに感動し、そして本州最北端大間崎の夕日を見て再度感動。



下北半島で生まれ育った人達は、口々に「下北半島は何もないところだ」と言う。
そんな事は無いと、声を大にして言いたい。
「よそ者」の僕は下北半島の何気ない風景で感動する。
僕は下北半島が好き過ぎるからこそ、津軽から来た「よそ者」として、新鮮な視点で下北半島を見て、その魅力を伝えたいのだ。
さて、僕にとって家族は大事で、週末は1ヶ月に2度、実家の青森市に帰っています。
柴T家の料理番として、家族のご飯を作りに(笑)
その実家に向かう途中、また下北半島へ帰る時、僕行きつけのお気に入りのお蕎麦屋さんがあるのです。

その名も下北半島の中間地点、上北郡横浜町にある人気店「手打ちそば・うどん処 檜屋」さん。
ココは厳選したそば粉に、井戸水(地下水)で練り上げた、風味豊かな二八蕎麦が有名。
いつもお昼時を外して訪問しているはずですが、常に混んでいます。

そこでよく僕が頼むのが、横浜そば¥840
5段重ねになっていて、おろし、山菜、とろろ、鰹節、海苔の5種類の、それぞれ趣向の異なる蕎麦を一度に味わうことができるなんてお得ですね。

5種類のそばを横に並べてみると、彩りが綺麗ですね。
ツユをそれぞれのそばにかけて食べるのですが、そばはコシがあって喉越しが良く、美味しいです。

ツユは昆布、サバ節、かつお節をじっくり煮出し、醤油と合わせた江戸風で、蕎麦の風味を引き立てる、程よい味わい。
ヘルシーですごく美味しいお蕎麦ですが、ココのお店は天ぷらも美味しいので、がっつり食べたい時は
天ぷら定食¥1330がオススメ。

天ぷらと温かい蕎麦、ご飯と小鉢が付いてくるすごくお得なセットです。
持ち帰り用のそば餅も美味しくて、家族に買ってくるとすごく喜ばれます。
人間は歳をとるごとに、時が経つのが早くなる。
その一つの原因として、歳をとるごとに自分の生活が単調になり、新鮮な刺激が無くなるからとも言われていますね。
時間の速度は、振り返った時の思い出の蓄積量に反比例する。
僕が15歳から就職するまでの時間はあっという間だったけれど、社会人になってから下北半島で過ごしてきた時間はすごくゆっくりに感じる。
住んで8年だけれど、本当に自分の中では20年くらい住んでる気がしています(笑)
それだけ、下北半島での僕の生活は変化に富んだ、刺激的な生活を送っているのだ。
美味しい蕎麦に、美しい風景と夕焼け、そんな大好きな下北半島の風景に、僕はいつまでも慣れたくないのだ。
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5段重ねのおそばセットは豪勢さを感じさせますね。それぞれの薬味での食べ比べもとても楽しみなところ。
コメント遅れて申し訳ありません。
色んな薬味で美味しいおそばを味わう。彩り豊かでお得な感じがします。ついつい天ぷらそばも食べたくなりますが(笑)。5月になると横浜町は菜の花が綺麗に咲きますので是非ともお越しください。