青森県下北半島の最高峰、釜臥山の頂上へ向かう観光道路、「かまふせパノラマライン」も6月上旬でついに開通し、本格的に観光シーズンが到来した下北半島。

釜臥山の頂上の展望台からは、「夜のアゲハチョウ」と言われるむつ市の美しい夜景を望むことができます。
僕は比較的、秋田、岩手、北海道に友達が多く、住んでいるはずの青森はそんなに友達はいないので、友達のドーナッツ化現象が起こっており(笑)、飲みになると他県に行っています。
そして逆に、むつ市のアゲハチョウの夜景を観たいと友人が下北半島へ来たがることも多く、そういう時は夜にむつ市が誇る「本州最北の歓楽街」と言われる「田名部」の飲み屋街へ連れて行きます。

ドーナッツ化のおかげで、交流人口が広い分、多くの土地で飲むことが多いため、下北半島の「夜の特殊性」に気づくことも多い。
まず一つ目は、人口に対して飲み屋の数が圧倒的に多いこと。

むつ市の人口は5万8千人で、下北地域を合わせても10万人はいかないのですが、人口に対する飲み屋の割合は県内でもトップクラスに多いのだそう。
まるで、八戸の横丁みたいに細い路地に飲食店がひしめき合い、夜はあちらこちらで喧騒のある賑やかな雰囲気。
かつて遊郭があったことや、現在、自衛隊基地があることも起因しているみたいですね。
そして、2つ目が結構〆が暴力的にハイカロリーであること(笑)
一次会で散々飲んだ挙句、〆はカツ丼、ハンバーグ、と言うことが下北半島ではよく起こります(笑)
コレは僕が下北半島へ来て一番驚いたことです。
それがまた、美味しすぎてお腹に入ってしまうんです。


そして、友人とよく〆に行くお店が小さな横丁、レンガ通りにある人気店「ますや」さん。


ビールを飲みながら、よく頼むここの名物はジャンボギョーザ¥800

その名の通り、本当にジャンボでおそらく餃子4個分くらいあるんじゃないでしょうか。
まずはその大きさに圧倒されるのですが、食べてみると肉汁がジュワーっと広がって、口の中に八角のスパイスの香りとともに旨味が口の中に広がっていきます。

焼いた面はカリカリで本当、クセになる程美味しいですね。

そして、ここのお店は味噌ラーメンも美味しくて、よく頼むのはみそ南蛮ラーメン¥900

甘めのみそのコクに、ピリッとくる辛さがたまりません。
本当美味しいです。
まるで〆とは思えないボリューム。
それを平気で食べられるようになったのは、僕もついに下北半島の人間になったということか。
だって、美味しいんだもの(笑)
はて、次の日どうなるのだろうと思った時にはもう後の祭りですね。
●ますや
場所:青森県むつ市本町2-25
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25、6年位前に引かれるように行きました。田名部神社を囲むように飲み屋がぎっしり!むつ市の規模や人口に比べ飲み屋、スナックの多い事に驚きました。僕にとってパラダイス。朝方まで飲み明かしたのはいい思い出です。
15年位前に長距離トラックをしてて陸奥に行きました。夕方着で朝まで暇だったので適当に歩いて飲みに行きました。楽しかったなー!なんて今頃思い出させてもらいました。また機会があれば一人旅で行ってみたい場所の1つです。