僕のモットーは「人生をいかに遊ぶか」ということ。
仕事をしつつも、自分のやりたいことをひたすらしていたら、気がつけばブロガーになっていたり、こうしてライターの仕事をいただいたり、料理人としての経験が若干あるため、料理教室の先生をしていたり。

本当、僕ってどこに向かっているかわからない。
どうなりたいかもわからない(笑)
人には寿命があるし、黙っていても悲しいことしか起こらない。
だから積極的に遊んで、人生をマイナスから少しでもプラスにしようと足掻くのだ。
昨年度は母方の祖父母が立て続けに亡くなり、寂しそうな母の姿にいてもたってもいられなくて、ドライブによく連れて行ってました。


そんな母と青森県東通村尻屋地区にある尻屋崎へ行った時のこと。

尻屋地区といえば、下北半島の冬風物詩とも言える「寒立馬」が有名です。

元々田名部馬という小柄で粗食でも耐えられる馬が南部時代から放牧されていたのが始まりだそうで、時代とともに外来種と掛け合わせたり品種改良がなされ、尻屋地区ではブルトン種と掛け合わせて農用馬として飼っていたんだとか。

厳寒の下北半島の吹きすさぶ吹雪の中、淡々と草を食む姿が印象的です。
そんな、下北半島にも雪が溶け、春が訪れると、寒立馬は尻屋崎に放牧され、冬とは打って変わって気持ちよさそうに闊歩しています。

と言っても、動きは超スローですが(笑)

大人しく、近づいても全く危害を加えない温厚な性格がなんとも愛らしい。

そして、岬にある白亜の尻屋崎灯台は1876年に建てられ、東北最古の灯台になるんだとか。

実はよく見ると第二次世界大戦中に銃撃を受けた後が今でも残ってるんです。

晴れた尻屋崎は本当に美しく、6月の夏になるとニッコウキスゲが咲き乱れる風景は、まさに一見価値ありです。

そして、尻屋を楽しんだ後、帰り道は岩屋地区にある人気店「海峡食堂「善」」へ行ってきました。

ここはご主人さんが漁師で、採ってきた新鮮な魚介類を奥さんが提供する、僕お気に入りのお店。

なんと言っても、オススメは一番人気の「漁師丼」¥1620

季節によって、丼に盛られる具が違うのですが、ふんだんに新鮮な魚介が敷き詰められ、肉厚のホタテと口どけの良いウニが美味しい!

採れたてはやはり全然違いますね。
これだけで、この値段でも安いくらいなのに、ホタテ汁と小鉢が3つ付いてくるのだから、本当、素晴らしいですね。
母も大満足していました。
人には寿命があって、正直いつ死が訪れるかわからない。人の生き死にの運命に僕は関わることはできないけれど、その過程を彩ることには関与できる。
僕は人生遊び続けることで、自分の大切な人たちを幸せにしていきたい。
綺麗事ですが、本気でそう思っているのです。
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