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『このレポートは、「日本の廃道」2013年7月号に掲載された「特濃廃道歩き 第40回 茂浦鉄道」を加筆修正したものです。当記事は廃線探索をテーマにしており、不用意に真似をした場合、あなたの生命に危険が及ぶ可能性があります。当記事を参考にあなたが廃道へ赴き、いかなる損害を受けた場合も、作者(マイみちスト)およびみちこ編集室・道の駅連絡会は責を負いません。』

茂浦鉄道 【机上調査編 第17回】

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/43279586/29977

【机上調査編 第2回】より、前述の「日本の廃道」では未公開の、完全新規の執筆内容となります。

 

幻の大陸連絡港と運命を共にした、小さな未成線

 

所在地 青森県東津軽郡平内町

探索日 2010/6/6

 

【机上調査編 お品書き】

 

第1章.会社設立と計画

第2章.工事の進捗と挫折

第3章.復活の努力と解散(←今回)

 

第3章.復活の努力と解散(続き)

 

茂浦鉄道の経過

免許          明治44年6月26日

施工許可   大正元年11月21日

工事竣工期限      2年11月13日

第1回延期期限    3年11月13日

第2回延期期限    4年11月13日

第3回延期期限    5年11月13日

第4回延期期限    6年11月13日

免許失効            7年2月2日

 

東津軽鉄道の経過         

免許       大正11年6月20

 

前回は東津軽鉄道の免許申請書を読んでみたが、その内容は先に失敗した茂浦鉄道とほとんど違いがなく、再び免許を得ることは難しいのではないかと思えるものだった。実際、申請から免許交付まで1年半近くも要した。しかし交付を受けることには成功する。これは国(鉄道省)が東津軽鉄道の事業に実現可能性を信じたということになる。なぜだろうか?

審査期間の長さを裏付けるように、鉄道省文書として保管公開されている免許申請関係の綴りは分厚いもので、前回紹介した設立趣意書のほかにいろいろな文書が収められていた。その中に、鉄道省が派遣した技師が大正10年8月13日付けで同省監督局長に宛てた長文の復命書があった。それは東津軽鉄道の成功可能性について様々な面から考察したものだった。

技師狩野剛太郎の復命書

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 この記事を書いた「マイみちスト」
ひらぬまよしゆき(よっきれん)
廃道探索とその情報発信を生業にする、日本初のプロ・オブローダー(オブローダーとは廃道探索者)を自称。幼少を過ごした秋田県で廃道探索の面白さに目覚め、東北地方の素朴な道をこよなく愛する。様々な道路の風景の中でも、人の英知と労働が大地を穿つ形となったトンネルが、特に大好き。東京都日野市在住だが、年の半分近くは秋田で生活する。1977年生まれ。

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