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まいにち・みちこ【東北 道の駅 日刊マガジン】

『このレポートは、「日本の廃道」2013年7月号に掲載された「特濃廃道歩き 第40回 茂浦鉄道」を加筆修正したものです。当記事は廃線探索をテーマにしており、不用意に真似をした場合、あなたの生命に危険が及ぶ可能性があります。当記事を参考にあなたが廃道へ赴き、いかなる損害を受けた場合も、作者(マイみちスト)およびみちこ編集室・道の駅連絡会は責を負いません。』

茂浦鉄道 【第5回】

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/43279586/28321

 

幻の大陸連絡港と運命を共にした、小さな未成線

 

所在地 青森県東津軽郡平内町

探索日 2010/6/6

 

 

◆ 6:47 謎の掘割り 

 

 

 

 

この溝は、なんだ!

 

急坂の林道を進んでいくと、鬱蒼とした杉の植林地が現われた。地形は丘陵的で、これまでよりなだらかだ。道は、森の中を真っ直ぐ、茂浦と平内を隔てる尾根の方角へ延びていた。それは、我々が探し求める、茂浦鉄道の隧道が建設されたとみられる方角でもあった。

この森の中で我々は、1本の大きな溝を見つけた。それは林道の北側に隣接して並んでいた。写真は、来た方向を振り返って撮影した。足元にあるのが林道で、右にあるのが問題の溝だ。

 

我々は、ついに茂浦鉄道の遺構を発見したのではないか。しかも、これが遺構だとすると、土工の一種である掘割構造物であり、事前情報にない新発見となる。

 

 

溝を追跡し、正体を突き止めるぞ!

 

初めて見出した、直接の手掛かりであることが疑われる溝。前後とも調査するが、まずはこのまま進行方向にある尾根へ向かおう。

そこには、茂浦鉄道唯一の隧道が我々を待っている可能性がある。

 

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 この記事を書いた「マイみちスト」
ひらぬまよしゆき(よっきれん)
廃道探索とその情報発信を生業にする、日本初のプロ・オブローダー(オブローダーとは廃道探索者)を自称。幼少を過ごした秋田県で廃道探索の面白さに目覚め、東北地方の素朴な道をこよなく愛する。様々な道路の風景の中でも、人の英知と労働が大地を穿つ形となったトンネルが、特に大好き。東京都日野市在住だが、年の半分近くは秋田で生活する。1977年生まれ。

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