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浪江森林鉄道 真草沢(まくさざわ)線【第19回】

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/43279586/27828

林鉄界の秘宝! 幻の「三段インクライン」を解明せよ!

 このレポートは、「日本の廃道」2010年5月号に掲載された「特濃廃道歩き 第27回 浪江森林鉄道 真草沢線」を加筆修正したものです。当記事は廃道探索をテーマにしており、不用意に真似をした場合、あなたの生命に危険が及ぶ可能性があります。当記事を参考にあなたが廃道へ赴き、いかなる損害を受けた場合も、作者(マイみちスト)およびみちこ編集室・道の駅連絡会は責を負いません。

 

◆ 10:18 堀割の尾根

 

 

ブルドーザーで均した林業用作業路と同化した軌道跡は辿る行為は、私に不毛の感情を抱かせた。落胆を誘うプラヒューム管が露出する谷を越え、さらに150mほど進むと、再びの谷があった。しかしそこには嬉しい誤算が。

谷で路盤は途切れていた。その先へブル道が延びることを阻止した恰好だ。しかも、路盤の終端には角張った石垣が残されていた。軌道時代の橋台の残骸に違いない。遺構としての規模は小さく、保存状態も良くない。だが、この先がブル道化を免れていることを保証する発見に私は湧いた。

 

 

純然たる本来の軌道跡が、おおよそ300mぶりに復活してくれた。ただ、土質が悪いのか、路盤の状況は良くなかった。怪しい急傾斜地を、はらはらしながら横断しなければならなかった。

それからまた数分後、小さな尾根を回り込む地点が見えてきた。

 

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 この記事を書いた「マイみちスト」
ひらぬまよしゆき(よっきれん)
廃道探索とその情報発信を生業にする、日本初のプロ・オブローダー(オブローダーとは廃道探索者)を自称。幼少を過ごした秋田県で廃道探索の面白さに目覚め、東北地方の素朴な道をこよなく愛する。様々な道路の風景の中でも、人の英知と労働が大地を穿つ形となったトンネルが、特に大好き。東京都日野市在住だが、年の半分近くは秋田で生活する。1977年生まれ。

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