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浪江森林鉄道 真草沢(まくさざわ)線【第16回】

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/43279586/27605

林鉄界の秘宝! 幻の「三段インクライン」を解明せよ!

 このレポートは、「日本の廃道」2010年5月号に掲載された「特濃廃道歩き 第27回 浪江森林鉄道 真草沢線」を加筆修正したものです。当記事は廃道探索をテーマにしており、不用意に真似をした場合、あなたの生命に危険が及ぶ可能性があります。当記事を参考にあなたが廃道へ赴き、いかなる損害を受けた場合も、作者(マイみちスト)およびみちこ編集室・道の駅連絡会は責を負いません。

 

◆ 9:44 見上げた涸れ谷 

 

 

 

上部軌道が、乾燥した小さな谷を横断するとき、何気なく谷の上部に視線を向けた私は、とても驚いた。そこには――

 

 

大量の石垣があった!

 

20mほど上に、カーブしながら谷を横切る大きな石垣が存在していた。さらに、その上にもう一列、同じような石垣が見えていた。

谷を幾重にも塞ぐ石垣。そこから導き出される正体の第1候補は、古い谷留工だろう。だが、これは違っている。こんな山奥に、突然谷留工があるものか。これは、そんな当たり前のものではない…!

 

こいつの正体は――

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 この記事を書いた「マイみちスト」
ひらぬまよしゆき(よっきれん)
廃道探索とその情報発信を生業にする、日本初のプロ・オブローダー(オブローダーとは廃道探索者)を自称。幼少を過ごした秋田県で廃道探索の面白さに目覚め、東北地方の素朴な道をこよなく愛する。様々な道路の風景の中でも、人の英知と労働が大地を穿つ形となったトンネルが、特に大好き。東京都日野市在住だが、年の半分近くは秋田で生活する。1977年生まれ。

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