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浪江森林鉄道 真草沢(まくさざわ)線【第9回】

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/43279586/27063

林鉄界の秘宝! 幻の「三段インクライン」を解明せよ!

 このレポートは、「日本の廃道」2010年5月号に掲載された「特濃廃道歩き 第27回 浪江森林鉄道 真草沢線」を加筆修正したものです。当記事は廃道探索をテーマにしており、不用意に真似をした場合、あなたの生命に危険が及ぶ可能性があります。当記事を参考にあなたが廃道へ赴き、いかなる損害を受けた場合も、作者(マイみちスト)およびみちこ編集室・道の駅連絡会は責を負いません。

 

◆ 8:52 第一インクライン 登攀開始!

 

 

読者諸兄にお聞きしたい。

 

インクライン跡を歩行した経験はあるか?

 

おそらくほとんどの方が、ノーとお答えになるだろう。悪いことは言いません。どうか今後とも、インクライン跡の歩行なんて愚行とは、距離を置かれることを強くオススメしたい。こいつは間違いなく、身体に良くない。

 

 インクラインは、斜面に敷かれたレール上にある車両を、接続したケーブルで巻き上げ、あるいは巻き下げる輸送機関である。いわゆる「ケーブルカー」といわれる種類の鉄道の貨物版であるが、当然、急勾配である。それも、並大抵ではない。通常我々が「線路」とか「道路」として認識するものとは、次元が違う急勾配である。

 

 そんなところを、ケーブルによる牽引なしの生身の人がよじ登ろうとすると、どうなるのか、いまからご覧頂こう……。

 

 

 これが、インクライン跡だ!

 

 道というよりは、スキー場にある細いゲレンデみたいな感じだが、ここにかつてはレールが敷かれていて、インクラインが稼働していた。とにかく急だ。「急坂」より「急斜面」という表現の方が適切だろう。

しかも、先へ登るほど急勾配になる。この写真に見える範囲で終わりではなく、まだ奥まで続いている。この先、もっと急になる。

 

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 この記事を書いた「マイみちスト」
ひらぬまよしゆき(よっきれん)
廃道探索とその情報発信を生業にする、日本初のプロ・オブローダー(オブローダーとは廃道探索者)を自称。幼少を過ごした秋田県で廃道探索の面白さに目覚め、東北地方の素朴な道をこよなく愛する。様々な道路の風景の中でも、人の英知と労働が大地を穿つ形となったトンネルが、特に大好き。東京都日野市在住だが、年の半分近くは秋田で生活する。1977年生まれ。

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Comment (1)
  1. アバター べーさん さん

    福島県浜通りにも、森林鉄道があったとは驚きました。今は立ち入り禁止区域なのが残念です。

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