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浪江森林鉄道 真草沢(まくさざわ)線【第6回】

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/43279586/26741

林鉄界の秘宝! 幻の「三段インクライン」を解明せよ!

 このレポートは、「日本の廃道」2010年5月号に掲載された「特濃廃道歩き 第27回 浪江森林鉄道 真草沢線」を加筆修正したものです。当記事は廃道探索をテーマにしており、不用意に真似をした場合、あなたの生命に危険が及ぶ可能性があります。当記事を参考にあなたが廃道へ赴き、いかなる損害を受けた場合も、作者(マイみちスト)およびみちこ編集室・道の駅連絡会は責を負いません。

 

 

 すぐそこに見える“続き”だが、辿り着く一歩が遠い。絶壁に隔てられた向こう側へ到達するには、工夫が必要である。

 

 こういう時の選択肢は大きく三つある。高巻き、下巻き、断念である。今回は滝がある地形のため、下巻きは不可能だ。ならば高巻き。末端から30mばかり戻った地点から、軌道跡の上部にある急な雑木林の道なき斜面を、大きく巻くことにした。

 

◆ 8:27 高巻き完了 【現在地】

 

 

 幸いにして、この高巻きはそれほど苦労なく済んだ。3分ほど斜面を進むと、欠落地点の10mほど先の路盤へ、緩やかに降下することが出来たのである。

 

 難関という名の障害物を、自らの工夫と判断で攻略し、目的のために奥地へ進む。アクションゲームの主人公をリアルに体験できるのが、廃道の醍醐味である。爽快!

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 この記事を書いた「マイみちスト」
ひらぬまよしゆき(よっきれん)
廃道探索とその情報発信を生業にする、日本初のプロ・オブローダー(オブローダーとは廃道探索者)を自称。幼少を過ごした秋田県で廃道探索の面白さに目覚め、東北地方の素朴な道をこよなく愛する。様々な道路の風景の中でも、人の英知と労働が大地を穿つ形となったトンネルが、特に大好き。東京都日野市在住だが、年の半分近くは秋田で生活する。1977年生まれ。

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