日刊ウェブマガジン「まいにち・みちこ」│東北「道の駅」公式マガジン「おでかけ・みちこ」

まいにち・みちこ【東北 道の駅 日刊マガジン】

シンガーソングライター坂本サトルが出会った音、風景、そして人…

第4回「サトル式空腹紛らわせ作戦」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/34975682/12162

現在、ダイエット中である。
ただ体重を減らすだけではなくて体力も付けたいから自転車漕いだり筋トレやったりもする(予定)。
さらに、酔っ払ってしまうと増してくる食欲に抵抗できなくなってしまう可能性が高いため、ほぼ毎日飲酒をする僕がこの4日間一滴も飲まずにいる。これはあと約1ヶ月続ける予定だ。
スイーツ好きだが間食もやめた。夜も9時以降は何も食べない。ビールよしばしサヨウナラ。正直つらい。とてもつらい。しかし昨年末、なんとかぎりぎりで乗り越えたものの明らかに体力が落ちている事を痛感した。身体の重さはライブ中の体力を奪う。だから痩せる。自転車を漕ぐ。全てはより良いライブのために。

とは言えいかんともし難いこの空腹感。
かつてガッツ石松さんは減量による空腹で苦しくなると、自分が食べたいものを食べ方まで指示して後輩に食べさせ、それで食欲を紛らわせたという。五感を混乱させて、その騒ぎに紛れて食欲を忘れさせるということなのかな。
アスリートが極限状態の中あみだした秘策。これを「ガッツ式空腹紛らわせ作戦」と呼ぶことにする。

その作戦からヒントを得た。
僕も一応ひと通りSNSをやっているから料理の写真を撮ることは多いが、美味しくなかったり「これなら他でも食べられるな」と思ったものは消去してしまう。
つまり手元に残っている写真は他では食べられないと思うほど美味しかった料理のものばかり、ということだ。
それらをあらためてじっくりと見て、食べている自分をイメージして、そして空腹を乗り越える、という試み。撮影は全て私自身によるもの。
題して「サトル式空腹紛らわせ作戦」スタート!

 

まずは宮城県から。
取材で訪ねたことがきっかけで通うようになった仙台の広東料理のお店「美香園」の餃子。

これまで食べて来た餃子の中で堂々第1位。一級点心師(中国の国家資格)であるオーナーが作る点心は何を食べてもため息が出るほどの旨さで惚れたぜ完敗おかわり3杯。麻婆豆腐も見ただけで美味しさがわかるお見事さ。

そして「もう店やめようかな」が口癖の親方をなだめながら通い続けて早20数年。
仙台市国分町にある焼き鳥文司(もんじ)のつくねと焼き鳥。

この店は何を食べても旨い。
この牛バラの串焼きと卵焼きも特に素材にこだわるわけでもなく、味付けと焼き加減だけで極上の一品に仕上げる。

デザートなら老舗、伊達家御用達の菓子司であった村上屋のづんだ餅。(村上屋さんでは「ずんだ」ではなく「づんだ」と呼びます)
冬でも冷水に手を入れて豆の皮を取ってからすりつぶすという「づんだ」は、色、食感ともに他とは一線を画す。皮が入らないと傷みにくくなるということで甘味料も少なめ。豆本来の美味しさを堪能することが出来る。

もちろん青森にも美味しいものいっぱい。青森駅前にある焼き肉屋「ホルモンたつや」にて。

学生の頃、ファミレスの厨房で1日中ステーキを焼くバイトをしていたため、焼き肉の時は焼き係に徹するのであります。

続いては八戸市、八食センターにある回転寿司のウニ。

そして弘前の名店「高砂」の天ざる。蕎麦はもちろん海老がとにかく旨い。

青森県ラストは忘れてはいけない、実家のせんべい汁。

B-1グランプリで有名になった八戸せんべい汁とは使っているせんべいが全く違うので僕の中では別ものという見解。

秋田で撮った写真を探していたら出てきた「たんぽ」。
旅館の夕食の締めに出てきた一品。ゆずの香り漂うショウガ味噌がたまらない。

あとはどこで食べたか忘れたホルモン。

そして何なのかさえ忘れてしまったがどう見ても旨いに決まってるこれ。恐らく大阪は心斎橋で食べたかすうどん。

ふーっ…今日の所はこれぐらいに。
意外というか狙い通りというか、空腹が収まったような気がします。いや、たまたまこのタイミングで峠を越えたのかな。
何はともあれ「サトル式空腹紛らわせ作戦」大成功!ということで。

 

クチに入れた途端幸福感に満たされる逸品。そんな大切な料理が年齢を重ねる度に増えていく。
魅力が増していく「美味しい料理とお酒」。若い頃ほどは重要視しなくなっていく「外見上のかっこ良さ」…。
年を取ると痩せにくい、ということの理由は「代謝が落ちるから」だけではないのだ。

 

とは言え、活動の根幹となるライブのクオリティが最優先。
好きなことを仕事にさせてもらっていることと引き替えに、美食との戦いは続くのでありました。

 

広東飯店 美香園
仙台市青葉区国分町3-6-16
022-262-0731

 

焼き鳥文司
仙台市青葉区国分町2-9-5 国分町一番街 2F
022-261-6791

 

村上屋
仙台市青葉区北目町2-38
022-222-6687

 

ホルモンたつや
青森市新町1-9-19
017-752-1535

 

八食市場寿司
八戸市河原木字神才22-2 八食センター内
0178-21-1844

 

高砂
弘前市親方町1-2
0172-32-8025
 この記事を書いた「マイみちスト」
(さかもとさとる)
1967年青森県生まれ。1992年、JIGGER’S SONのボーカル、ギターとしてメジャーデビュー。1999年「天使達の歌」でソロ活動開始。自身の活動の他、楽曲提供、プロデュース、映画等の音楽制作、ラジオパーソナリティとしても活動中。
この「マイみちスト」の作品

SOUND of SURPRISE

この記事が気に入ったらシェアお願いします

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
皆さまよりお寄せいただいた感想はこちら (3)
  1. マバ さん

     こんな美味しそうなのばかり見てたら、気が狂いますよ。寝る4時間前は食べない、と効果が出ます。食べないことを決めるんじゃなくて、この時間までは食べれる!の発想でいけば、苦しいとは思わずに減量できますよ。頑張りなさいませ。

  2. みぽ さん

    私もこの画像で空腹感を我慢できれば痩せられるかな?
    美味しそう…次仙台に行ったときは立ち寄りたいお店です♪
    行けませんがいいライブになりますように♪

  3. コメは二合 さん

    サトルさんのライヴに対する真摯な気持ちに、ファンとして感激すると同時に、感謝しています。
    これからのライヴ、楽しみにしてます。
    ライヴを終えられましたら、美味しいビールを飲んで下さい。

あなたの感想をお聞かせください

*

CAPTCHA


Facebookでも投稿できます
この連載を読む
プレミアム記事

【プレミアム版】第5回 雪谷(ゆきや)隧道・岩手県(後編)

東北の忘れられないトンネルたち

  【前編のあらすじ】 岩手県北部、九戸村と軽米町が接する辺りに、存在をすっかり忘れ去られたようなトンネルがあ…

平沼義之(ヨッキれん)

路地裏酒場散歩

第6話 「しみじみ飲みたい…演歌が歌いたくなる酒場」

路地裏酒場散歩

こんばんは。 お酒をこよなく愛するオヤジ女子「新橋です。」 突然ですが、失ってから初めて気付くことってありますよね。 こ…

新橋

女優デビュー?いや、男優?パワーストーンに見せられた不思議な夢とは??

そのだ節

忙しくてさぼってってすいません ご存知の方もおられるかとおもいますが、最近週三回お稽古しております 盛岡文士劇!江釣子源…

そのだつくし

路地裏酒場散歩

第7話 「みんなの“まま”!鍛冶町の“ママ”!」

路地裏酒場散歩

こんばんは。 お酒をこよなく愛するオヤジ女子「新橋です。」 みなさんは「あっつ〜 ままさ…○○!」といえば何が思い浮かび…

新橋

路地裏酒場散歩

第5話 小さい秋、美味しい秋見つけた!赤ワインと季節の料理をカジュアルに楽しめる酒場

路地裏酒場散歩

こんばんは。 お酒をこよなく愛するオヤジ女子「新橋です。」 山が色づき始め、街の風も冷たくなってきた今日この頃。 皆さま…

新橋

あなたにおすすめの記事
東北のイベント