日刊ウェブマガジン「まいにち・みちこ」│東北「道の駅」公式マガジン「おでかけ・みちこ」

まいにち・みちこ【東北 道の駅 日刊マガジン】

ご近所や祖父母、両親。見聞きした昭和的暮らしとお料理のレシピエッセイ。山形県置賜(おいたま)地方の伝統を、器用な母から不器用な娘へ。受け継がれるはずが失敗したり忘れたり。日々のご飯のヒントになるかな。

【レシピ付】くるくるうずまき・こごみの春ナムル

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/28170364/26183

こごみは別名「クサソテツ」。
丸まった芽出しの姿から『屈む』(かがむ)の音が変化したものだそう。
他の山菜ほど山奥に行かなくとも生えている、とても身近な草である。
しかも生えているところも山深くや森の奥などではなく、川べりの緩い斜面や陽当たりのいい空き地など、収穫しやすい場所。
群生する性質があるので、一度見つければたくさん収穫できる。
まことに効率よく、重宝な山菜である。
長井市でも、市内を流れる松川沿いの日当たりのいい草地でどっさり採れる。
葉を開く前の丸まった姿は淡い緑色で、いかにも柔らかく可愛らしい。
春を告げる鳥のメジロや、小さな子猫が身を寄せ合って丸まっているようだ。
その伸びきらないうちの、ぽきんと簡単に折れる柔かい先端と茎を、花ばさみかカッターで摘み取る。
あくも強くないので、ワラビやゼンマイのように木灰や重曹であく抜きする必要もない。
苦くもなく、かすかなシダ植物の香りとぬめりがある。
他の美味しい味を吸収し、一層美味しくなるので、一般的な天婦羅やお浸し、あえ物以外にも、ゴマ油での炒め煮やなまり節との煮びたしなど、ボリュームのある惣菜になる。
たくさん入手したら山菜と身構えず、一般の野菜のように大胆に色々試してみてほしい。
濃いめの味付けもいけますよ。

長井市の道の駅で買いました。たーっぷり入っています

今回は韓国料理のナムルに挑戦しました。大学生の息子がモリモリ食べます。

【レシピ】こごみのナムル


【材料】
こごみ300グラムくらい 1袋
つゆの素(3倍希釈) 大匙2~3杯くらい
ごま油 大匙2杯
切りごま 大匙2
チューブ入りおろしにんにく 1センチくらい
コショウ 


(1) こごみは茎の切り口を少し切り戻し、固く色が変わった部分を除く。草姿が長い時は3センチくらいに切る。
たっぷりの水を流しながら洗い、草や木の葉、木の根、枯れ草などを丁寧に流す。

(2) たっぷり湯を沸かし、一気に入れゆっくり20秒ほど数えて柔かめに茹でる。

(3) 残った木くずなどをより分けて除きながら水にさらし、冷ます。流水であく抜きする必要はありません。

(4) つゆの素にニンニク、ごま油を混ぜ、固く水気を絞ったこごみを入れて混ぜる。コショウを2振りくらい振りかけて混ぜ。食べる直前に切りごまをふって混ぜる

つゆの素はしょっぱさの好みやこごみの大きさで増減してください。
以外な組み合わせと思われるかもしれませんが結構おいしいです。
ぜひお試しを。

 この記事を書いた「マイみちスト」
(にったみわ)
山形県長井市で生まれ育った主婦。現在東京在住。上杉家と食べる事、アニメと特撮をこよなく愛する。色んな事に興味を持って飛び回っています。

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