日刊ウェブマガジン「まいにち・みちこ」│東北「道の駅」公式マガジン「おでかけ・みちこ」

まいにち・みちこ【東北 道の駅 日刊マガジン】

ご近所や祖父母、両親。見聞きした昭和的暮らしとお料理のレシピエッセイ。山形県置賜(おいたま)地方の伝統を、器用な母から不器用な娘へ。受け継がれるはずが失敗したり忘れたり。日々のご飯のヒントになるかな。

【レシピ付】暑さで食欲がないときもおすすめ。夏野菜の栄養もしっかり採れる山形の「だし」

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/28170364/22455

 

暑い。あつい。この言葉しか出てこない。夏の季語は数々あれど「あつい」ではダメなのだろうか。
こんな駄考えが頭をぐるぐるするくらい、今年はとみに暑い。
長らく『日本の最高気温』トップを維持してきた山形県だが、他の都市に抜かれて久しい。
そして今年7月23日、埼玉県熊谷市で観測史上最高の41,1度を記録した。
「もうあっついないいぜはあ(もう暑いのなんていらんわ)」と言いたいほど。陽ざしの下にいると肌がちりちりと焦げて行く感覚がある。
東京の都心部は全面窓ガラスという凶悪なビルも多く、仕事で外を歩いてるだけで全方位から光が来る。
おまけに高層マンションの上から降り注ぐエアコン室外機の熱波である。
夜になっても気温は下がらず、ヒートアイランド現象と言われる暑さの抜けない区画が生じる。

若い人ならともかく、こんな時にはスタミナを、など言っていられない。
あっさりさっぱりが一番。ともかく身体が求めるものを、でも栄養は充分に取りたい。
それに応えてくれるのが、山形の伝統的なご飯の友「だし」である。
盆地が多い山形県の夏、内陸部は蒸し暑く、海沿いはフェーン現象で気温が上がりやすい。
関東に比べて朝晩が涼しくなるのがせめてもの救いだが、やはり汗をかくだけでビタミンやミネラルが失われる。
そんな時に大活躍するのが「だし」である。
なにしろ夏野菜を刻めば9割がた完了だ。
漬物のように重さをはかって塩の量を決めて下漬けをしてという手間もなく、安定して美味しい。
ご飯に載せるのはもちろん、冷やしたそうめんやうどん、冷ややっこ、レンジでチンして冷ました鶏や茹でたいか等、あっさりした素材にかければもう一品出来てしまう。
火を使いたくない夏にもってこいだし、酒の肴にもなる。
手持ちの材料で気軽に作ってみてほしい。

 

【レシピ】我が家のだし


【材料】

(手軽に一人分)
キュウリ…1本くらい
ナス…1本くらい
生姜…2分の1個
茗荷…1個
オクラ…1パック
塩…少々
めんつゆ(3倍希釈のもの)…適量
(山芋、がごめ昆布など)


(1)野菜類は洗い、水気を拭きとって5ミリ角に刻む。生姜は皮をむき、同様に刻む。

ナス、キュウリはそれぞれ軽く塩を振っておく。 

(2)オクラは洗って固めにゆで、水で冷まして薄切りにする。

(3)塩をしておいたナスとキュウリはさっと水洗いして固く絞り、全ての野菜類を混ぜ、めんつゆを小さじ1杯から少しずつ加える。全体につゆがなじむ程度。

(4)冷蔵庫に入れ食べる直前まで冷やして味を馴染ませる。がごめ昆布(納豆昆布)などがあれば刻んでこの時点で加える。

今回はがごめ昆布が手に入らなかったので入れませんでしたが、入れればさらにおいしくなると思います。ねばねばがいい感じになるので、山芋をキュウリと同量くらい、皮をむいて刻んで入れます。でもその際足が早くなるので、早めに食べきるようにしましょう。
好みで食べる直前に市販のとろろ昆布や、味付けなしのめかぶを混ぜても美味しいです。
基本的に刻んで塩をしてめんつゆと混ぜればOKなので、いろいろ工夫して作ってみてください。

 この記事を書いた「マイみちスト」
(にったみわ)
山形県長井市で生まれ育った主婦。現在東京在住。上杉家と食べる事、アニメと特撮をこよなく愛する。色んな事に興味を持って飛び回っています。

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皆さまよりお寄せいただいた感想はこちら (2)
  1. Jabrin さん

    この夏は コンロ使って料理するのも一苦労なので、この「だし」を多目に作っておくと便利ですよね。
    そばやごはん にのせたり、かいわれやスプラウト混ぜこんだりと夏ご飯にとても活躍してもらってます。

  2. 新田美和 新田美和 さん

    こんにちは。コメントありがとうございます。今年は容赦なく暑いですからね。蕎麦やそうめんをゆでるのも尻込みしてしまいますが、食べる事はしなくちゃいけないし。色々使える
    だし」は便利ですし、あっさりした主菜に合いますからどんどん作って食べましょう。本格的に露を作るやり方もありますが、こちらはめんつゆを使いかなりお手軽になっています。

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