映画に出てくる登場人物の職業設定って、とてもリアルに再現されていて、見るとかなり勉強になったりしますよね! 見終わるといつも主人公の生き方に憧れて「将来私も◯◯になる!」と決め込むものの、3日後にはその熱が冷めていた私です。でも今振り返ると、あの時自分の置かれている状況からどうやって動いたらいいのかわからず、結局諦めてしまっていた気がします…。そんな経験、皆さんにはありませんか?
しかし仮に、絶対自分には無理だと諦めていた職業が、ちゃんと調べてみたら実は行動次第で誰にでも叶えられる夢だったとしたら…?
ということで、今回ご紹介したいのは「CIA」という職業についてです!
今年2017年1月にジョセフ・ゴードン=レヴィット主演の『スノーデン』という映画が公開されました。
あらすじは、エドワード・スノーデンというCIAに勤めていた実在の人物が、政府の行き過ぎた“国民への監視”を、大手メディアに全て暴露するという物語です。
家の中でも監視されてるってどういうことなんでしょう?!
例えば政府が一般家庭のPCカメラ機能を勝手に起動させ、レンズを通して行動をチェックできるらしいのです!
な、なんて恐ろしい…!!
着替えているところや、恋人とイチャイチャしている所までPCのレンズを通して他人の目に写っているかもしれないなんて…絶対許せないですよね! 「いくら国家の権限を持っている人間だからといって、そこまで見ていい権利は誰にもないはず。
そんなの人権侵害だ!」ということで、スノーデンは立ち上がります。恋人も、家族も、仕事も、自分の居場所さえ犠牲にして、国民に真実を伝えるために。
この物語の衝撃の結末は、ぜひ本編をご覧ください…‼︎
映画『スノーデン』予告↓
さて、CIAって実際どんな職業なんでしょう?
最近テレビで「CIA・FBIから内定をもらった超高学歴女芸人」としてREINAさんが話題ですよね!
あと最近までやっていたドラマ『奥様は、取り扱い注意』で綾瀬はるかさんが演じる主婦も、実は元特殊工作員という裏の顔を持っていて、たまに鋭い推理で事件を解決に導くシーンがあります。
そう、CIAって何なんでしょう。スパイなんでしょうか?
◼︎CIAってなに?
CIAとは「Central Intelligence Agency」の略で、Wikipediaでは国家中央情報局となっています。
CIAの任務:
脅威情報の先取り及びアメリカ国家の安全保持を目的とした、問題・原因全ての分析、大統領命令による発動。米国を安全に保つための秘密保持。
(CIA公式ホームページより)
と、おおまかにこれが最大の目的みたいです!
ただ、CIAって、調べれば調べるほど、その存在意義や業務内容について不明点が多く、ぼんやりとしか公表されていないようです。ということはやっぱりスパイのようなものなのでしょうか…? ただわかっているのは、アメリカにある、中央情報機関ということ。そして国内外の情報収集が目的だということ。そのぐらいです!その行動と目的が謎に包まれているため、イランではテロ組織と認定されているほど。(!)
情報を収集することが任務なため、あまり情報を公開するべきものじゃないということでしょうか。誰が何をやっているかわからないからこそ、秘密が守れるということなのかもしれません…。
さて、CIAって一体どうやってなるのでしょう??
そもそも私達普通の社会人がCIAになれる可能性はあるのでしょうか?!
その答えはズバリ・・・
あります!!
なんと、CIAの人事最高責任者を務め、世界中のスパイ組織の人事も監督している29歳のベテラン、ロン・パトリック氏のインタビュー記事を、Forbesが公開していました!
記事によると…「CIAになるために特別必要なことは何もない」らしいのです!「世に出ている映画や本は、あたかもCIAになるために特別なパスワードや秘訣があるかのように思わせますが、実際は特別な事など何もありません。」と、インタビューの中でパトリック氏は言っています。
その記事の下に、「応募はこちらから」というボタンまでありました。(!)
え、そんなあっさり…。 本当に、本当に応募していいんですか?
確かに「一般的に考えられているよりCIAになるのは難しくない」と書かれていますし、応募する事は誰にでもできると言っています。しかし様々な試験にパスしないといけないようで、身体テスト、精神テスト、頭脳テスト、などなど様々な方面から試験が行われ、“その人がどういう人間か”という全体像を知るため、試験に6ヶ月以上かかるみたいです。
というわけで、パトリック氏が話した内容をもとに、私が考える「CIAになるための筋道」をまとめてみました!
私が考える「CIAになる方法」
英語力を身につける
まず、大前提としてCIAというのはアメリカにある情報機関なので、語学力(英語力)が必須になります。
そして必須項目には書いていないですが、恐らく高いITスキルが求められるかと思います…。なぜなら、今世界中で最も恐れられている脅威(第5の戦場)と言われているのが、サイバー攻撃だからです。北朝鮮がアメリカにサイバー攻撃をしかけたら、1年以内にアメリカ国民の90%が貧困や飢餓で死亡すると予想されているほど、ネットのテロ対策は急務となっているのです! ちなみにスノーデンは、特別プログラマーになるための専門学校や大学の授業を受けていたわけではありませんが、ほとんどすべて独学でその技術を取得しました。
つまり、PCスキルに長けている、パソコンいじりが大好きな人が向いているのかもしれませんね!(物静かでいつもIT系のマニアックな本を読んでいるタイプが周りにいたら未来のCIA候補かも!?)ちなみにスノーデンはCIAに応募した時点で、数ヶ国語をマスターし、手話で2ヶ国語ほど会話ができました。様々な所から情報を得るために、いろんな国の言語が話せるというのは情報収集の最大の武器になるかもしれませんね…。
やはり応募書類は全て英語で書かれているため、最低限語学力はどうしても必須になるようです。でもそこさえクリアしてしまえば、後は応募するだけ…!
スパイや探偵物の映画をみまくっていて、将来自分はCIAになる以外に将来が見えない…。
平凡なサラリーマンはごめんだ‼︎
でも東北でそんなの絶対に無理だ!
どうすればいいんだ…‼
と思い悩んでいた方。応募するなら今がチャンスです!英語が苦手な方は、今日から英会話に通ってみるのもいいかも?
東北は東京に比べて学ぶ機会が限られている?!そんなことはありません!
地域にある英会話教室は選択肢の第一候補となりますし、教室に通うのが難しい場合でも、全国、むしろ世界中から教材を取り寄せて、独学で勉強することも可能です。その他にも通学、通勤の時間を利用して英会話ラジオを聴いたり、英語教材のCDを聞いて耳を慣らすなど、いくらでもできることはあります!
ちなみに一流の米雑誌『ニューヨークタイムス』の東京支局に勤める上乃久子さんは、英語を流暢に話しますが、留学経験はありません。日本にいながらネイティブ並みの英語を習得することは、可能なのです!
洞察力を磨く
普段から人が何を考えていて、その行動は何のためのものなのか…そんなことを考えながら生活していると、自然と洞察力が身につきます。
まずは人の見た目をじっくり観察し、その人がなんの職業か当ててみる訓練をしてみましょう。推定35歳くらいの男性、スーツは上質だけど年季が入っていて、靴やバッグの皮が剥がれていて身なりに気を遣っていない所をみると外へでる仕事ではないだろう。首が太く体格ががっしりしているから昔スポーツをやっていてそれを活かした仕事に就いているかもしれない。などなど…。見た目から得られる情報は意外に多いということに気づかされるでしょう。
一つのことに磨きをかける
実は一番現実的なのがこれかもしれません。一つのことに集中し磨きをかけることは、その人の精神力の強さを表すことでもあります。CIAのテストは身体検査のほか嘘発見器など、精神科医と一緒に面接をしたりする場面もあるようです。屈強な身体だけでなく、強い精神力を持ち合わせていることも面接には有利に働きそうです。前述のようにスノーデンも独学とは言え高いITスキルを持っていました。誰にも負けないと自負できる得意分野を持っている、あるいはこれから作ってみることが肝心ですね。
繰り返しになりますが、CIAに入るには特にこれといった特別な条件はありません。ですので、上記にあげたことが必ずしも必要になるわけではなく、逆にもっと必要な事もあるかもしれませんが、今までCIAを経験した方、CIAの現役職員のインタビュー情報などをもとにして分析した結果、このような結論に辿り着いたので、ぜひご参考にしていただければ幸いです。
次回もお楽しみに!

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面白かった!
知らないことばっかり!
ただ、文字を読むことが苦手なので、途中はしょってしまいました、ごめんね。今後邦画にも触れてほしいな〜と思いました!ファッションネタも期待してます!