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まいにち・みちこ【東北 道の駅 日刊マガジン】

東北地方は6県のはずなのに、なぜか関東地方では「東北は茨城県も入れて7県でしょ?」と言われることが。 山形県から見た茨城県&関東、茨城県から見た山形県&東北について、時には大きく脱線しながらノリツッコミ満載でお送りいたします。

庄内弁・標準語・大阪弁(前編)【連載第38回】

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/10238659/25901

茨城ではソメイヨシノがすっかり葉桜となりましたが、東北では今が見頃の所も多いと思います。

酒田市でも 酒田日和山公園桜まつり や 舞鶴公園桜まつり などが行われているとのこと、どうぞ皆様に良いお花見となりますように。

 

さて、桜の季節は進学や異動などで引っ越しも多いですね。遠方への移住で気になることはいろいろあると思いますが、その大きなものの一つは方言ではないでしょうか。

「東北七県目のヨメ」では、これまでに

それ、方言?標準語?【連載第3回】 

庄内弁とフランス語、酒田とフランス料理【連載第22回】

などの記事で庄内弁や標準語について取り上げてまいりましたが、今回もそんな感じの話をお送りいたします。

 

私は大学進学を機に山形から茨城へ移住して現在に至っておりますが、約20年経った今でもこう言われることがあります。

 

 

そう言われるのは、ここが茨城だからだと思います。実際、東京や横浜方面の方には「やっぱ訛ってるねー」と言われましたから。

茨城は関東?東北?【連載第1回】 でもご紹介いたしましたが。茨城弁の単語や語尾は標準語に近い方なのですが、イントネーションがかなり違っています。  

 

 

茨城の言葉は、お隣の福島とも共通点があります。あんこう鍋など共通の郷土料理もあるし、血縁や仕事などでご縁がある方も多いようなので、東北出身者がごく身近なのかもしれませんね。

大学で出会った友人、先生、生協の方々、バイト先の方々など、茨城の方も他県の方々も「東北の人は素朴で真面目だから」と、皆さんとても好意的で本当にありがたかったなあ。

私はそれまで山形ワールドしか知らなかったので、茨城はじめ他県の方々とお互いの地元や言葉、慣習、ごはんなどについてお話するのがとても新鮮で楽しく、面白かったです。

 

一方、そうじゃないこともたまーにありました。

私は帰省の際、上越新幹線にお世話になっておりまして。あれは大学入学後初の帰省の時のこと、GWで指定席車両も混雑がものすごく、席に座るのも荷物を棚に置くのも難儀しました。

すると、私の隣の席の男性にこう声をかけられました。

 

 

お言葉に甘えた後、すぐにお礼を述べました。

初めての帰省やGWで浮かれて、脳内言語スイッチが既に庄内モードになっていたのでしょう。つい庄内弁のイントネーションで言ってしまいました。

 

 

紳士は特に何も気になさらずにお手洗いへ。そして私は席に着いたのですが、後ろの座席でイチャイチャしていたカップルが何やらクスクスと小さな声で話し始めました。

 

 

…びっくりしました。できれば空耳であってほしかったなあ…。

元々ヘタレな上、当時はまだ18の小娘だったので上手い切り返しもできず、情けないけど何も言い返せずにモヤモヤしたまま乗車し続けました。

あの頃より多少は強く図太くたくましくなった今なら、こんな風に言い返せるかも。

 

 

\青森も岩手も秋田も宮城も山形も福島も、庄内も内陸も、酒田飽海も鶴岡田川も(中略)、東北はみんな違ってみんないい!それぞれになまっているのがまた魅力!!/

 

…と(ただし脳内で。ヘタレですみません)。

 

えー、話を戻しまして。実家に着いてから2コマ前の出来事を両親に愚痴ったところ、

 

※孟宗汁については、詳しくは 孟宗汁と酒粕、そしてすみつかれ【連載第7回】 をどうぞ。

 

…だよねえ。謂れのないことで小馬鹿にされていつまでもグジウダ悩むよりも、おいしいものを食べた方がよっぽど心身に健康的だし、何より幸せ!

父ちゃん母ちゃん、あの時はもっけでした(ありがとうございました)!!

 

さて、今回の記事タイトルに「大阪弁」ともありますが。

庄内弁の「酒田言葉(北部方言とも)」は大阪弁ともつながりが深いので今回一緒に書きたかったのですが、いざ記事を書いてみたら予想以上に長くなってしまいましたため、

5月10日アップ予定の「庄内弁・標準語・大阪弁(後編)」にてお送りしたいと思います。

4月末に更新予定の「ヨメトメ!」連載第6回を挟みますので、更新にちょっと間が空いてしまいます。申し訳ありません。

 

というわけで、次回の

 

 

 この記事を書いた「マイみちスト」
(いとうみほ)
山形県出身、茨城県在住の主婦兼漫画家兼ライターです。夫と娘(小学生)と共に、日々是適当・ときどきいっぱいいっぱいで暮らしております。

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皆さまよりお寄せいただいた感想はこちら (11)
  1. アバター アラカンオヤジ さん

    こんばんは。いつも楽しくブログを拝読させて戴いております。
    新潟県の下越地方、ましてや鶴岡市に隣接する県北の住人で、3年程鶴岡市住んでいた私にとっては共通点の多い庄内弁はとても馴染み深いお国言葉です。(ニュアンスが微妙な物も多少ありますが)
    個人的には庄内女性の語尾に付く「の〜」は最上級のホッコリ萌えワードです。

    • 伊藤海歩 伊藤海歩 さん

      申し訳ありません、返信の位置を間違ってしまいました。
      恐らく一番下に表示されることになるかと思います。

  2. アバター るんほわいと さん

    山形県って言ってもおっしゃる通り、庄内と内陸では大違いですよねー。大きな枠で括るのもはばかれるくらい、別物・個性が隣接してますね

    • 伊藤海歩 伊藤海歩 さん

      返信が遅れて申し訳ありません。
      そうそうそうそう、違いがとても大きいと思います。
      その分いろいろと楽しめるのでお得かな、とも思います^^

  3. アバター のの さん

    私たち九州民も県や地方で物凄く違うから九州弁とひとくくりに言われるとクスッと笑いが出ます。知らないとそうなりますよね。すごいと同じ県でも意味が通じずケンカも不発に終わる場合もあります。
    東北の言葉はどちらの地方のものかは申し訳ないが区別ができません、ごめんなさい。ただ東北のあちこちの友人たちが喋る言葉はどれも発声・発音・イントネーションに独特の柔らかさがあるんですよね。私は九州でも言葉がキツイと言われる地域出身なので羨ましいです。

    • 伊藤海歩 伊藤海歩 さん

      申し訳ありません、返信の位置を間違ってしまいました。
      恐らく一番下に表示されることになるかと思います。

  4. アバター えま さん

    初めまして
    私は産まれも育ちも現在も酒田市民です(^-^)小学生の子供がいるママです。
    最近、学生は標準語で会話するようですが
    私は庄内弁大放出です(^-^)

    • 伊藤海歩 伊藤海歩 さん

      初めまして。コメントをありがとうございます。
      返信が遅れて申し訳ありません。
      生粋の酒田市民なのですね。あいや、嬉しごど(*´▽`*)
      忘れないように、実家や酒田の知人友人と会話する時はバリバリ庄内弁で話しております^^;

  5. アバター みむら姐 さん

    ⸜§* ॑꒳ ॑* §⸝⋆*
    本家が山形にあるんでよく山形には行ってました。
    山形弁何種類か聞き分けられます。
    私もかなり東北訛りが抜けなくてたまに
    笑われたりしますけど(本人は北海道生まれの宮城育ちなので両方の方言が出ますwww)
    まぁ気にしませんよwww
    弟が小さい頃に茨城に住んでた事があって
    茨城弁が出るところが…
    半年しか住んでなかったのだけど…
    やっぱり思い出が深いところほど言葉が出るのかなぁと…
    私も宮城弁から埼玉弁または標準語に変換しながら生きてます。
    多少訛りも出ますがwww

  6. 伊藤海歩 伊藤海歩 さん

    こんばんは。
    返信が遅れて申し訳ありません。
    いつも楽しくお読み下さっていらっしゃるとのこと、ありがとうございます!
    新潟県の下越地方、しかも鶴岡市のお隣さん…嬉しいです!
    父が仕事関連でよく新潟に行って、私も何度かお供したことがあるので新潟ファンです^^
    帰省の際はいつも新潟駅でおにぎりを買っております。お米パワーが全然違う!
    庄内弁の語尾の「~の」、そう言っていただけてこれまた嬉しの~(*´▽`*)

  7. 伊藤海歩 伊藤海歩 さん

    返信が遅れて申し訳ありません。
    やはり九州も県や地方で大きく異なるのですね。
    そうですよね、広いですものねえ…。
    あ、大丈夫です。私も九州各県の言葉、ほとんど区別できておりませんので(申し訳ありません!)
    ちょうど先ほどテレビで九州の言葉を見聞き致しましたが、東北とはまた違ったあたたかみがあっていいなあと思いました^^

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