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東北地方は6県のはずなのに、なぜか関東地方では「東北は茨城県も入れて7県でしょ?」と言われることが。 山形県から見た茨城県&関東、茨城県から見た山形県&東北について、時には大きく脱線しながらノリツッコミ満載でお送りいたします。

一本締めと関東一本締め ~忘年会~【連載第29回】

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まいにちみちこ編集室
https://my-michi.com/column/10238659/24661

早いもので、2018年も残りわずかとなりましたね。

平成最後の年でもあるせいか、今年の年末は例年より感慨深いというかしみじみするというか…なんとなくそんな気持ちです。

 

 

さてさて、年末というと忘年会シーズンですね。

私は結婚を機に専業主婦→在宅ワークとなったので、職場の忘年会は10年くらい前に参加したものが最後です。

元々下戸ということもあり、妊娠を機にお酒はほとんど飲まなくなりました。退職後の10年で飲んだのは2~3回、合計100ccくらいかなあ。

 

そんな私ですが、お酒に合う料理を見たり食べたりするのは大好きです。お酒に合うものはごはんにも合う!と個人的には思っております。

スーパーなどに置いてある地元の無料情報誌が愛読書の一つでして。オシャレでおいしそうなお店がたくさん載っていて、特にこの時期は忘年会や新年会メニューが豊富なのでうっとり3割増しです。…お値段にもうっとりしているとはちょっとハッキリ言い切れませんが…。

 

 

3~4年前だったかな、バターが品薄になって高騰したの。同じ乳製品のチーズやヨーグルトもだけど、小麦粉や味噌、ケチャップ、ソース、オリーブオイル、アイスクリームなんかも気が付けば軒並み値上げになって。

そこへ毎年のように台風や大雨、酷暑などの異常気象により農水産物にも影響が出ているわけですから、そりゃ飲み会費用も必然的に上がってしまうわけですよねえ…。

…いや。だからこそ、そんな空気だからこその忘年会なんだろうな。日々の憂いを払って新しい年を気持ち良く迎えるために必要なのかもしれないなあ、忘年会って。

今も昔も、社会で生きていくには憂いというかストレスというか、そういったものは常に付き物ですものね。

 

 

忘年会に限らず、新年会や送別会、イベントやプロジェクトの打ち上げなどの飲み会の場合、おひらきの時に一本締めがよく行われていると思いますが。

私が社会人として初めて経験した一本締めは、

 

 

でした。

これが社会人の締め方なのかな、それとも茨城または関東独自の締め方なのかな。気になって周りに訊いたり自分で調べたりしましたところ、こんな感じのようでした。

 

 

夫や父にも訊いてみたところ、夫は関東一本締め以外の「締め」をしたことは記憶になく、父は関東一本締めの存在を私から聞いて初めて知ったとのことでした。

 

さて。関東一本締めの場合、一発で綺麗に「パンッ!!」と決まった時は潔さや清々しさを感じるほどの気持ち良さです。

が、人数が多いと一発で決まるのはやはり難しく。「パン ペチン ペチッ」などと微妙にずれることも少なくありませんでした。

 

 

けれども、それはそれで一つの味。大事なのは形式よりも気持ち。みんなが良い気持ちで締められればそれが一番、終わり良ければすべて良し。

 

関東一本締めが成功したにせよ失敗したにせよ、忘年会の後はほろ酔い気分も手伝ってとても心地よかったです。「酒は憂いの玉箒(たまははき。掃除で使うホウキのことです)」ってことわざのとおり、まさに大掃除を終えた後のようなスッキリ爽やかな気分でした。

【参考記事; 酒と涙と羽越本線と常磐線【連載第20回】 】

 

…Dさんに10分ぶりに会うまでは……。

Dさん、私以上にとっても良いお顔でした。それを見た瞬間、「こんなに気持ちよさそうに寝てるんだから起こすのは忍びないな」という気持ちが3割、「もう今年はこれ以上関わりたくないっす」という気持ちが7割湧き起こってきました。そして私は、7割の方の己に従ってそっと別の車両へ移りました。

とりあえずDさんはセブンイレブンいい気分な気持ちで無事帰宅となったようでしたが、私の方は新たな憂いをこさえて帰路に着く羽目になったのでした…。

 

 

【おまけ】

「一本締め」「三本締め」「関東一本締め(一丁締め)」の他、こんな締め方もあるそうです。

 

 

 

 この記事を書いた「マイみちスト」
(いとうみほ)
山形県出身、茨城県在住の主婦兼漫画家兼ライターです。夫と娘(小学生)と共に、日々是適当・ときどきいっぱいいっぱいで暮らしております。

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