こんにちは、彼是堂です!今日は11月7日。

二十四節気では「立冬」で、草木が枯れて北風が吹き始める、冬の到来の頃とされています。

盛岡も紅葉の見ごろを迎え、城跡公園では家族連れやカメラを携えた人たちが散歩していました。

ほのぼのとした紅葉の時期を終えると、いよいよ冬がやってきます。

 

今回のイラストのテーマは「大根を干して「たくあん」作り」です。

【立冬】「大根を干して「たくあん」作り」(イラスト:AKI、季節暦2018より)

 

初冬の農村では、あちこちの民家の軒先で大根を干している様子を見ることができます。

干して水分を抜いた後、米ぬかや塩、昆布などと一緒に樽に漬けます。

そうして、冬にはおいしい「たくあん」の完成です。

スーパーで売っているたくあんは、鮮やかな黄色で甘めの味付けが多い印象ですが、

手づくりのたくあんは、色が淡かったり、味も辛いものや酸っぱいものなど個性が出ます。

また、パリッとした食感は、炒め物やチャーハン、ポテトサラダにもぴったりです。

「ごはんのお供」を超えて、何変化もできるたくあん。今年の冬はぜひ楽しんでみてくださいね。

 

 

《この時期の七十二候》

◆山茶始開(つばき はじめて ひらく)…ツバキ科の山茶花(サザンカ)が開花し始める頃

◆地始凍(ち はじめて こおる)…朝や夜の冷え込みが厳しくなり、地面が凍り始める頃

◆金盞香(きんせんか さく)…「金盞」の別名を持つスイセンが咲き、香りを漂わせる頃