こんにちは、彼是堂です!今日は10月8日。

二十四節気では「寒露」で、草花に置く露が冷たく感じられてくる頃とされています。

あっという間に10月ですね。2021年も残り3か月を切りました。

 

さて、今回のイラストのテーマは「家族総出で昆布の天日干し」です。

【寒露】「家族総出で昆布の天日干し」(イラスト:AKI、季節暦2018より)

 

浜にびっしりと並べられる長~~~い昆布たち!馴染みのない人からするとビックリする光景ですが、

これは、収穫したばかりの昆布を天日干ししている「浜の風物詩」なのです。

夕方になると昆布が湿気を吸って旨みが逃げてしまうので、家族総出で手早く作業を進めています。

こうして、旨みが凝縮したおいしい昆布ができあがります。

旨みたっぷりの昆布をぜひ味わってみてくださいね。

 

 

《この時期の七十二候》

◆鴻雁来(こうがん きたる)…燕と入れ違いに、冬鳥の雁が来たから渡ってくるころ

◆菊花開(きくのはな ひらく)…秋の花の代表で重陽の節句に欠かせない菊が咲くころ

◆蟋蟀在戸(きりぎりす とにあり)…秋の虫が人家の戸口で鳴き始めるころ