突然ですが、皆様は米沢といえば何を思い浮かべるでしょうか??

きっと米沢牛を思い浮かべると思います。

しかし、それだけではなく、米沢のある地区に存在する石碑をご存知でしょうか?

 

その石碑が見られるのはこちら「道の駅田沢」

山形県のゲートウェイ的役割を果たしているため、関東からくる方はこの道の駅が一番最初に訪れる方も多いはず。

 

 

どことなく趣を感じられる建物となっていますが、それもそのはず、、

約築200年の民家の資材を使用して建設されたものなのです。

それは、これだけの風格を漂わせてくれますよね。

中も昔の雰囲気をしっかりと感じさせてくれる雰囲気です。

そして、山形の商品が一気に出てくるので、山形にやってきたなと思わせてくれます。

 

 

外を見てみるとなんも変哲もない場所なのですが、道の駅としては珍しい石碑が、、、

今回の主人公である石碑だ。

 

 

皆さんが想像する石碑といえば、歴史上の戦地であったり、慰霊の石碑だったりするものが多いだろう。

この石碑は変わっており、

草や木などの自然の恵みへの感謝の気持ちを供養する心。災害や危険な山仕事から命を守れるようにという自然に対する畏敬の念を願って建てられた石碑なのである。

つまり、自然に感謝をするための石碑なのである。

こんな石碑見たことない。

そして大きさも結構大きい。。。

その名も草木塔。

 

草木塔はこの道の駅がある田沢地区発祥の地として考えていられ、しかもこの草木塔は一個だけではなく、米沢地区には10個もあるという。

謎も多いこの石碑だが、一度自分の目で見てみるのをおススメする。

詳しい由来や経緯が記された文献もほとんどないこの石碑は、ひょっとしたらまだ見つかっていないものもあるかもしれないロマンを肌で感じられることができる。

そんな少し時間が止まる瞬間を味わえる道の駅。

これは道の駅田沢以外お目にかかれないだろう。

 

すぐ近くに未知の米沢という山形で一番新しい大きな道の駅があるが、こういった小さい道の駅こそドラマが詰まっており、魅力を感じるのが道の駅巡りの深みにハマる所以なのだと感じる。