こんにちは、彼是堂です!今日は8月23日。
二十四節気では「処暑」のはじまりです。
暑さが少し和らぎ、朝夕に涼しさを感じる頃とされています。
今回のイラストは、満開になった「ソバの花」がテーマ。
「わんこそば」が有名な岩手には、ソバの産地も様々あります。
ソバの花は花径6ミリほどの小さく白い花。ソバの産地である岩手では、この時期に満開のソバの花を見ることができます。
(赤い花を咲かせるソバもありますが、そちらの見頃はもう少し先です。)

【処暑】「ソバの花満開」(イラスト:AKI)
鮮やかな葉の緑の中に可憐な白い花が咲いている様子は、見ているとなんとも癒されます…。
「処暑」の終わりの頃は、七十二候で「禾乃登(こくもの すなわち みのる)」と表現されます。
「禾」は稲やヒエ、アワなどの穀物を指し、禾乃登は「穀物が実り重い穂を垂らすころ」という意味になります。
体感としてはまだ暑いですが、淡い青色が広がる青空や、順調に育つ稲穂でいっぱいの田んぼを見ていると「秋らしくなってきたなあ」と感じる今日この頃です。
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