お陰様で、今回で「東北七県目のヨメ」が50回目を迎えました。

年数でいえば半世紀、夫婦でいえば金婚式ですね。この場をお借りしまして、感謝御礼申し上げます。

改めまして、これからも「東北七県目のヨメ」をどうぞよろしくお願い申し上げます!!

 

さてさて、おめでたいことつながりで思い出しましたが。

11月といえば、七五三でしょうかねえ…娘の七つのお祝いの時は、

 

 

 

【参考記事】世にもおそろしい七五三【連載第25回】

 

そういや娘だけじゃなく、私自身にも忌まわしき思い出があったっけ。

大学の卒業式のあの日、卒論提出後にせっせこバイトで貯めたお金を持って朝4時起きで予約していたオシャレ美容院にてヘア&メイク&着付けをしてもらったら

 

 

もしあの時ドラゴンボールがあったら、神龍に「卒業式メイク、いい感じでやり直して」って願ったと思います。

しかし、現実にはドラゴンボールも神龍も存在しないので卒業式のメイクやり直しは諦めました。諦めたけど、本音を言えば今でもやり直したいくらいです。

嗚呼、黒歴史オブ黒歴史。ザッツ・マイ・ワースト・ブラック・ヒストリー。

 

娘の七五三も、それと同じくらいやり直したかったです。いや、もっとぶっちゃければ今からでもやり直したいです。

だけど、娘が数えでも満でも7歳はとっくに過ぎてでっかくなっちゃったのでやはりやり直しは不可能。次にこういったお祝いをするとしたら成人式、かなりずーっと先。

「写真は綺麗に撮ってもらったからいいや」「娘は喜んでたし」「私以外は和やかな雰囲気でのお祝いだったし」「私のエゴだし」とあの時アホな我慢をせずに、せめて私・夫・娘の家族三人で会食だけでも、ファミレスでもいいからとっととやり直せばよかったなあ…。

 

そんな七五三から数年経った、ある日曜の昼下がりのことです。夫と一緒にボーッとテレビを見ていたら「十三詣り」「村松山虚空蔵堂」「虚空蔵菩薩」というワードが聞こえてきました。

十三詣り?村松山虚空蔵堂?虚空蔵菩薩?なんじゃらほい?ととても気になったので、そういうことにも詳しそうな夫に訊いてみましたところ。

 

十三詣りとは、子供が数え13歳になる年に行われる行事で

 

 

そして、村松山虚空蔵堂とは

 

 

さらに夫は、由来などをいろいろ教えてくれました。

 

 

私「なるほど、つまり七五三TYPE13ってとこですな?」

夫「…うん、まあ、そうっちゃそうかな…」

最近では3月~5月に限らず10月~11月や年間を通して、そして地域も広がり全国的にも行われてきているようです。

盛んな地域がなぜ関西から思いっきりピョイーンと飛んで茨城の県北なのか調べてみたのですが、ちょっとわかりませんでした。かなり不思議だけど、面白いなあ。

 

七五三のリテイクは不可能ですが、これならまだ数年先。充分間に合う。夫にも話をしてみたら結構ノリノリ。よっしゃ、いける!

ならば、次は娘だ!綺麗な着物とか好きな子だから、きっと「やるー(*´▽`*)!!」って二つ返事でOKに違いない!可愛いからどんな着物着ても似合うぞー!!(※親バカ100%でお送りしております)

というわけで娘よ、十三詣りはいかがかね!さあさあさあさあ!!

 

 

…忘れていました。娘は可愛いものや綺麗なものが大好きですが、それ以上に食べるのが大好きだということを。

給食はおかわり必須で、外食でも大人一人前を平らげることもザラな大食いであることを…。

 

幸いまだ時間はあるので、娘の成長を待って気長に交渉していこうと思います。まずは七五三の千歳飴みたいな十三詣りの食べ物を、これからがんばって探り当てることといたしましょうかね。