4月になって新年度や新学期が始まり、早十日ですね。

今年は4月1日に新元号「令和」が発表されたこともあり、「新しい」や「お祝い」といった成分が例年以上に増しているような気がいたします。

 

さてさて。4月といえば桜を連想される方も多いかと思います。私もその一人です。ここ茨城では4月5日頃に満開になった所が多いかな?

わが家も6日(土)に、近くの桜の名所でお花見してきました。平日は近所の通りや公園の桜を、散歩や買い物ついでにプチお花見させていただいております。

いいですねえ、桜。清らかで華やかで、それでいて儚くて潔くて。目にも心にも本当に麗しいなあと思います。

そして

 

 

桜といえば、菊と並んで日本の国花…と思っていたのですが、実は公式には定められてはいないそうです。

でももう充分「日本の花=桜」というイメージが国内外で定着しているようですし、これはこれでいいのかな。

逆に、都道府県や市町村ではそれぞれの木または花を公式にサクラと定めている所が少なくないようです。

 

 

ほほー、やっぱり桜って人気なんだなあ…さすがだわ。

そう思って娘に話したところ、不思議そうな顔をしてこう言われました。

 

 

なるほど、言われてみれば…。

 

ところで。ひな祭り や 卵サンド の記事に引き続きまたまた旬を過ぎてしまったお話ですが、4月4日は「あんパンの日」だそうです。

あんパンは木村安兵衛さんが生み出したパンで、明治7年(1874年)に販売開始するとたちまち大ヒット商品となりました。

そして翌年、明治天皇・皇后両陛下が隅田川花見において東京・向島の水戸藩下屋敷をご訪問の際、お茶菓子として桜の塩漬けをトッピングしたあんパンを献上したのが4月4日だったそうです。

特に皇后陛下がお気に召したご様子で、以後このあんパンは皇室御用達となったとか。

 

日本の国花である桜の花の塩漬け、小豆餡との甘じょっぱい組み合わせ、西洋(パン)と日本(桜&小豆餡)の融合。

文明開化の世のお花見において、桜あんパンは最もふさわしいお茶菓子だったのかもしれませんね。

 

なお、

 

 

「あんパンの日」は過ぎてしまいましたが、茨城ではまだまだ桜が見頃。東北地方でもこれからが見頃ですね。

桜あんパンを頬張りながらもう一回ゆっくりお花見と洒落込もうかな、と思います。

 

 

 

 

 

…そうだった…やっと春休みが終わって新年度&新学期だと思っていたけど、すぐに10連休が来るんだった…。

とりあえず、あんパンにはしばらくの間おやつや昼食のヒーローとしてがんばってもらおうと思います。