東北地方は6県のはずなのに、なぜか関東地方では「東北は茨城県も入れて7県でしょ?」と言われることが。 山形県から見た茨城県&関東、茨城県から見た山形県&東北について、時には大きく脱線しながらノリツッコミ満載でお送りいたします。

茨城ではソメイヨシノがすっかり葉桜となりましたが、東北では今が見頃の所も多いと思います。

酒田市でも 酒田日和山公園桜まつり や 舞鶴公園桜まつり などが行われているとのこと、どうぞ皆様に良いお花見となりますように。

 

さて、桜の季節は進学や異動などで引っ越しも多いですね。遠方への移住で気になることはいろいろあると思いますが、その大きなものの一つは方言ではないでしょうか。

「東北七県目のヨメ」では、これまでに

それ、方言?標準語?【連載第3回】 

庄内弁とフランス語、酒田とフランス料理【連載第22回】

などの記事で庄内弁や標準語について取り上げてまいりましたが、今回もそんな感じの話をお送りいたします。

 

私は大学進学を機に山形から茨城へ移住して現在に至っておりますが、約20年経った今でもこう言われることがあります。

 

 

そう言われるのは、ここが茨城だからだと思います。実際、東京や横浜方面の方には「やっぱ訛ってるねー」と言われましたから。

茨城は関東?東北?【連載第1回】 でもご紹介いたしましたが。茨城弁の単語や語尾は標準語に近い方なのですが、イントネーションがかなり違っています。  

 

 

茨城の言葉は、お隣の福島とも共通点があります。あんこう鍋など共通の郷土料理もあるし、血縁や仕事などでご縁がある方も多いようなので、東北出身者がごく身近なのかもしれませんね。

大学で出会った友人、先生、生協の方々、バイト先の方々など、茨城の方も他県の方々も「東北の人は素朴で真面目だから」と、皆さんとても好意的で本当にありがたかったなあ。

私はそれまで山形ワールドしか知らなかったので、茨城はじめ他県の方々とお互いの地元や言葉、慣習、ごはんなどについてお話するのがとても新鮮で楽しく、面白かったです。

 

一方、そうじゃないこともたまーにありました。

私は帰省の際、上越新幹線にお世話になっておりまして。あれは大学入学後初の帰省の時のこと、GWで指定席車両も混雑がものすごく、席に座るのも荷物を棚に置くのも難儀しました。

すると、私の隣の席の男性にこう声をかけられました。

 

 

お言葉に甘えた後、すぐにお礼を述べました。

初めての帰省やGWで浮かれて、脳内言語スイッチが既に庄内モードになっていたのでしょう。つい庄内弁のイントネーションで言ってしまいました。

 

 

紳士は特に何も気になさらずにお手洗いへ。そして私は席に着いたのですが、後ろの座席でイチャイチャしていたカップルが何やらクスクスと小さな声で話し始めました。

 

 

…びっくりしました。できれば空耳であってほしかったなあ…。

元々ヘタレな上、当時はまだ18の小娘だったので上手い切り返しもできず、情けないけど何も言い返せずにモヤモヤしたまま乗車し続けました。

あの頃より多少は強く図太くたくましくなった今なら、こんな風に言い返せるかも。

 

 

\青森も岩手も秋田も宮城も山形も福島も、庄内も内陸も、酒田飽海も鶴岡田川も(中略)、東北はみんな違ってみんないい!それぞれになまっているのがまた魅力!!/

 

…と(ただし脳内で。ヘタレですみません)。

 

えー、話を戻しまして。実家に着いてから2コマ前の出来事を両親に愚痴ったところ、

 

※孟宗汁については、詳しくは 孟宗汁と酒粕、そしてすみつかれ【連載第7回】 をどうぞ。

 

…だよねえ。謂れのないことで小馬鹿にされていつまでもグジウダ悩むよりも、おいしいものを食べた方がよっぽど心身に健康的だし、何より幸せ!

父ちゃん母ちゃん、あの時はもっけでした(ありがとうございました)!!

 

さて、今回の記事タイトルに「大阪弁」ともありますが。

庄内弁の「酒田言葉(北部方言とも)」は大阪弁ともつながりが深いので今回一緒に書きたかったのですが、いざ記事を書いてみたら予想以上に長くなってしまいましたため、

5月10日アップ予定の「庄内弁・標準語・大阪弁(後編)」にてお送りしたいと思います。

4月末に更新予定の「ヨメトメ!」連載第6回を挟みますので、更新にちょっと間が空いてしまいます。申し訳ありません。

 

というわけで、次回の