
2019年、お正月。
次に仙台に行ったらぜひ行ってみようと思っていた場所が。
「仙台大観音」
昨年、Twitterで住宅街に突如現れる大観音(その異世界ぶり)が話題になっていた。
仙台大観音の異世界ぶりがすごいと聞いたので行ってみたけど想像以上だったかもしれない。 pic.twitter.com/lh6Qs0280D
— Tad (@CybershotTad) 2018年6月3日
仙台に住んでいた当時もわりと仙台市内から見えることが多く「仙台の風景の一つ」のように思っており…
って、遠くから見えてもよくわかるってどんな大きさなんだ!!?
とにかく仙台大観音がある仙台市泉区へ。
マップを見てみると近くにはショッピングセンターなどが立ち並ぶエリア(隣にはホテル)にあるらしい。
ナビを頼りに進むとびっくりするくらいの斜度の登り坂が。(雪道じゃなくてよかった)
坂を登っていくとー…

で、でかい…!!!

大迫力…!!!
その大きさ100mとのこと。(そりゃ目立つわ)
しかも仙台駅の正面を向いてるとか。(そうだったのか…)
左手のとっくりのような入れ物は「水瓶」で、
知恵の水をたくわえて人々に注ぎ、知恵を授けてくれる(直径2m・長さ8m 67tの水が入る。)
仙台大観音HPより
67トン…それはもう市内知恵授かりまくりなのでは…。
右手の玉は
宝珠 人々の願いをかなえてくれる(直径3m・重さ34t)
仙台大観音HPより
願いをかなえてくれる…ありがたい宝珠を持っていたのですね!
気になるのは、その内部。
どんな風になっているんだろう…!

中の受付で拝観料500円を支払い、初めての参拝だったので簡単に説明を受ける。
まず1階を一周したあと、エレベーターで一番上まで行き、そこから下っていくのがいいのだそう。


順路の最初は、三十三観音と十二神将が迎えてくれる。
パンフレットによると、三十三観音は「観音様は衆生の願いに応じて三十三の姿となって現れると言われています」とのこと。
十二神将は「仏教を守護する神であり、干支十二支にちなむそれぞれの生まれ年の守護神でもあります。自分の生まれ年の神将にそれぞれ願いをかけてください」とのこと。

どの神将も勇ましくかっこいい。

ここからエレベーターで最上階(御心殿)へ。

エレベーターを降りた階に突如まぶしいゾーンが!
え、剣に龍が巻き付いて…ってなんだか中二心がソワソワ…。
御心殿は観音様の心臓部で中央の金色に輝く宝塔の中には、観音様が右の手にお持ちになっている如意宝珠(にょいほうじゅ)の珠と大日如来が秘仏として安置されております。
仙台大観音HPより
そうなのか…って、この剣と龍は何なのかな??

その隣にはとってもご利益ありそうな笑顔の布袋さんが。
健康で気になるところをお摩りください。お腹がすれてるから皆お腹が気になるのね…わかる…。
(でも「お触り布袋さん」って…「お摩り布袋さん」でよかったんじゃあ…)

ぐるりと最上階を一周。

窓からは仙台市内が見渡せます。この日は少し曇ってた。残念。

そしていよいよ、百八体の仏様ゾーンへ。(9階分)

な、なんだこの空間はー…!!!!
噂には聞いていたけれど、まるで異世界に入り込んだような圧倒的な展示(?)がすげぃ。
もちろんこういう構造なので、自分たちや参拝に来ている方の声が響いて、さらに非日常感。
観音様の胎内にさらに仏像がいっぱい。

千手観音や…

仙台大観音の「仙台天道白衣大観音」も!

それぞれ、お顔はもちろんポーズもアイテムも違い、なかなか興味深い。

思った以上に見応えある観音様の胎内!
もっとじっくりと見ていたいのだけど、観音様の胎内は暖房的な施設はないので冬はとーっても寒い!!(夏はひんやりしていいかもしれない)
冬の厚めの服装で行ったけど、だんだん芯から冷えてくる…
冬の間行かれる方は暖かい服装&カイロなど持参がいいですよー!
●仙台大観音
宮城県仙台市泉区実沢字中山南31番地の36
http://www.daikannon.com/kannon.html