早いもので、4月も下旬に差し掛かりましたね。
新人や新入生の皆様、新しい環境に慣れてきた頃でしょうか。お疲れが出てきているかと思いますが、できるだけ無理しすぎず、どうぞお大事にお過ごし下さいませ。

娘の学校では、始業式から約一週間後に漢字ドリルや計算ドリルの宿題が始まります。1年生~2年生の頃は保護者が丸付けをする決まりで、間違った箇所は正解するまでやり直しです。
ぶっちゃけ、

という気持ちでした。3年生になると児童本人が丸付けをしてもよいので、娘が3年生になった時はちょっとした解放感にあふれました。

間違いが1~2個と少ない時は「ここ間違ってる」「こことここ、やり直しね」と伝え、3つ以上ある時は「①と③と⑦間違ってる」など、番号で間違った箇所を伝えます。

この時、それは起こりました。

…え?

…いやいや、娘よ、そして夫よ。それは多分、茨城独特の読み方だと思います。茨城人は茨城弁をほぼ標準語と思ってるところがあるから、きっと今回もそれだ。うん。

娘「たんにんの先生、いばらきの人じゃないけど『まるいち』って読むよ?」
夫「俺の職場、他県出身者も結構いるけど『いちまる』は聞いたことないなあ」

!?そんな…!!
……ん?ということは、もしかして…。

「まるいち」「かっこいち」が茨城独特なのではなく、「いちまる」「いちかっこ」が山形独自なのか!?
いや、日本は47都道府県もある。「いちまる」「いちかっこ」読みする県が他にもあるかもしれない。あるといいな。あってくださいお願いします。
私は早速PCでネット検索したり、SNS上の友人に訊いてみたりしました。そして、その結果。

私が探した限りでは、1県たりともヒットせず。みんな夫&娘と同じ反応でした…。

そうだ、あれかも。ちょっと違うかもしれないけど、甲子園でいう“白河の関越え”みたいなものかも。
山形とお隣の秋田・宮城・福島なら「いちまる」「いちかっこ」と言うかもしれない。
もしかしたら、青森と岩手もそうかもしれない。だって同じ東北だもの!!

そう思い、私は東北6県(ついでに茨城も)に焦点を当てて再検索しました。そして、その結果。

…なんてこったい。まさか「①=いちまる」「(1)=いちかっこ」読みは東北6県中たったの1県、いや47都道府県中1県の山形県オンリーワンだったとは…。
中学の時の先生がよく言っていた「山形は陸の孤島だからなあ」という言葉は、単なる自虐ギャグじゃなかったのか…!!

ご当地グルメやご当地スイーツ、ご当地限定グッズなどがあふれている昨今ですが、「いちまる」「いちかっこ」といったご当地読みも実はいろいろあるのかも。今度ちょっと調べてみようかな。うんうん。

…と、ちょっと強引めにポジティブ思考することにした私でした。

【おまけ】
なんか悔しかったので、英語で①と(1)は何て読むのかも検索しました。